FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

真夜中のビジネス街

2022-02-18 22:45:39 | 雑感等々
四谷へ出張。

一泊二日自腹だ。

夜のビル街も歩きたいし新規開拓で飲み屋も行きたい。

夜中の高層ビルに残業の灯りが沢山ついているのが好きなんだ。


あ~仕事してんな。俺はホテルに帰ってビール飲み飲み直すんだよな。

嬉しくなるんだよ。

他人が仕事していてビルから漏れてくる照明の光を見るのが好きだ。

なんかイイんだよ。



むかし新宿プリンスホテルに泊まって窓から歌舞伎町を眺めるのが好きだった。


眠らない街を見る。

開け放したカーテンから街灯りが暗くした部屋に入ってくるとよく眠れた。


四谷もいい街だった。

お岩稲荷神社のある左門町なんかは高級住宅地だったな。

インドかネパールか分からないが美人の女性が一人で切り盛りしているスパイスカレーの店も美味くて良かった。

霞が関とか銀座にあるバーと同じ看板が掲げてあったのを見つけ入って

2300円のスコッチソーダを飲んだけど美味かった。


知らない街へ行くと地元には帰りたくなくなる。



あまるほどの金があったら引越ししながら生きていきたいよ。

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浅き眠りに

2022-02-18 18:31:46 | 雑感等々
本当に加齢を感じるのはここだ。

二時間おきに目が覚める。その繰り返しが数回。

明け方に向けて時間は長くなる。

8時間熟睡の一気眠りなどここ数年ない。

男の更年期障害をくぐりぬけて暗闇から脱したのがここ半年。

大昔なら、栄養不足医療の不在で五十年そこそこで死んでいたのだろうな。

ミドルエイジクライシスを通過してもジリジリ残っているものがある。


生きるとは呼吸にあらず。


食う。眠る。出す。をしっかりやる。

楽しい気持ちも、笑いも、張りのある声もこの三拍子揃わんと話にならん。


そして、今日一日をどうやって楽しみ面白がるか。


自分自身が楽しんで喜んでるか。



そうしたら浅い眠りなんぞどうってことない。



そうだ、死ねば中途覚醒なんかない。


底なしの深さまで眠ればいい。





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映画「さがす」

2022-02-18 11:52:35 | 映画雑感
あの「岬の兄妹」を撮った

片山慎三

巷では高評価、絶賛の嵐。

尊厳死問題と自殺志願者連続委託殺人事件をベースに

父と娘との絆と贖罪を核に持ってきたストーリー。

テアトル新宿は混んでいた。話題作なんだろう。


感想。

普通に面白かった。


しかし、唸るほどではなかった。

前評判が高すぎて期待値が上がりすぎてしまった。



敢えて比べさせてもらうが、30年前に


D・フィンチャー監督「ゼブン」を観たときの


ショックと感動はやってこなかった。



40年前にリバイバル上映で観たS・キューブリック監督「時計仕掛けのオレンジ」の感動はなかった。



それぐらい厳しく査定してもいい監督だと思う。レベルは高い。


もし自分が映画製作者だったならば次回作は


芥川賞作家・花村萬月著「ブルース」だ。


ヨコハマ寿町を舞台にした傑作を映画化できるレベルの監督だと思う。






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