100歳が寿命。
宇宙は広がっている。膨張し続けている。
エネルギー資源の奪い合い。
歴史は繰り返さない。ひたすらループして上っていくだけ。
涙を流し打ち震えてうなされ浅い眠りにつく。
笑顔は忘れた。猫背になった。ひざを痛めた。
靴底がすり減り、ネクタイをほどき公園のゴミ箱へ捨てる。
ボロボロになった文庫本をベンチに置いていく。
ガラッと変わればいいのに、ジワジワと世代交代が続いている。
前からあったのだ、自分が気付いていたいだけだった。
30年以上の親友と思っていたやつと絶交した昨年。
退職願を出した20年以上前。そうだ。
変わるならばガラッと変わればいいのに。
一瞬で終わらせ始められたら、どんなに良いか。
金も友達も家族も持ち家も学歴も職歴も役職もすべて要らない。
社会的信用という幻想に絡めとられ働く毎日、毎日。
今日を忘れたくて酒を浴びて路上で喧嘩して叩きのめされて気を失って。
それでも朝はやって来る。構わずやってくる。夜は明ける。
忘れようとしても、関係なく、変わらず変わり続ける。