自分の内側に沈んでいる意識を知るには寝てみた夢を思い返すようにしてる。
春の日差しを感じながら緑の丘を登っていいるつもりだったのに上りの角度がどんどん急になって雑草を掴まないとしたに転げ落ちてしまう。
薄暗い部屋の中にいる。その部屋の隅っこに一人の女がぼうっと立ってこちらを見ている。
古い何処かの家の狭い廊下を歩くと前に扉がある。そこを開けて進むとまた扉がある。ずっとその繰り返し。
誰だか分からないが女と手をつないで横になって寝ているとその女が飛び跳ねるくらい何度も何度も痙攣を起こしている。エクソシストみたいだ。
そうやって冷や汗かいて目覚めたり呻き声あげて起きたりする。
しばらくして心臓が落ち着いたらゆっくりと静かに何を自分に気づいてもらいたがっているのだろうか、そう自身に問いかける。そうやって明け方また気が落ち着いたら二度寝に入る。
それはそれで面白いのだ。
深層心理がブア~っと持ち上がってきてオレに問いかける瞬間なのだな。
必死で何かを訴えたがっているのだ。自分に自身が。