日経新聞2020/5/22(金)号34面ー
今、ウイルスによって私たちは不気味な自然の脅威にさらされているが、それを表現する言葉をまだ持てないでいる
同じようにウイルスによって混乱しているこの状況を写し取ることで、生きる力を与えることはできないか
詩人も得体のしれない恐怖に模索しているらしい。
詩人でなく聖なる酔っ払いも模索しているよ。
上の記事に付け足すと、今人々は不気味な自然の脅威にさらされ混乱と不安に駆られその恐怖心のはけ口を怒りというエネルギーに変換し隣の人間に感染させている。
ウイルスを持つ人間が怖いと錯覚しているのだ。
恐怖は怒りに変換する。しかも弱者に対してだ。
不要不急の外出は控えるように?
今日は交通量が多い。
普段通りに戻っている。
そして運転が荒い。
あおり運転そこかしこに見受けられる。
出口戦略?なんのトンネルだ。
今日の感染者数は一桁か二桁か?うんざりだ。
マスク二枚配給?いらん。
10万円支給?くれ。
家賃半分?それよりローン半分にしてくれ。
昨日二十代の女の子にzoomのやり方を教えてもらった。
招待メールを受けて初めて参加ができると…分かった。
もう会いに行くこともなくなったね。分かった。
膝と膝を突き合わせて話をする、なんて言葉も死語になるのか。分かった。
膝と膝を突き合わせてなんてセクハラです。分かった。
飲み会はこれで。営業会議はこれで。商談はこれで。契約はこれで。
仲間外れといういじめはこれで。分かった。
大丈夫か。
これで本当に大丈夫か。