ビクトル・エリゼ監督
1973年作品!☜
もう終わってしまうので急いで観に行く。
イオン多摩センターで9:45上映だったのだが混んでた。
名作中の名作と謳われていたのに未見だった。
スペイン地方の小さな村に巡回映画がやってくる。
上映作品は、、、フランケンシュタイン!
子どもも大人も自分の椅子を持参して鑑賞するところが微笑ましい。
少女がモンスターと出会い心通わせるのだが結果殺されてしまいモンスターも村の人たちに殺されてしまう内容に衝撃を受けすっかりストーリーに憑りつかれてしまう少女アナ。
どうしても少女を殺してしまった理由が知りたくモンスターを探す少女アナが最後モンスターに出会うまでが表テーマ。
裏テーマはスペイン内戦とフランコ独裁政権の批判を描いた。
この作品が作られた時は表現の自由も厳しくストレートな政権批判ができなかったという事情があったらしい。
それはいいとして、この映画を朝一番に観に来るオジサンおばさん達がこんなにいるのかと少し感動。正直オレの貸し切り上映会やなとタカをくくっていた。
新宿武蔵野館で「ひまわり」を観に行った時も混んでいた。
ああ、皆さん俺と一緒で大人の映画に飢えていらっしゃるんだなと。
ジョンウイックもいいけどたまにはこういう映画もいいんですよ。
さよなら。さよなら。さよなら。