日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

ねずみ一匹で29時間停止した事故原発仮設冷却システム・・・はじめから予想できたはずだが???

2013-03-21 10:25:18 | 日記

★福島第一原発の使用済み核燃料プールの冷却システムが突然停止し、原因不明のまま29時間後にようやく復旧しました。  

いろいろ調べたところ、屋外の仮設の配電盤にねずみが入り込み、ショートして電気が停止したためと判明しました。

あんな屋外の仮設の配電盤なら、ねずみ等にかじられたり、ショートしたりする恐れがかなりあることは、素人でなければはじめから予想できたはず・・・2年経っているので発熱量はかなり減っているものの、バックアップ体制がゆるすぎ・・・

2年経っても使用済み核燃料プールの方は配電盤だけででなく、冷却水を通す配管も水漏れがよく発生する仮設の物のままで、汚染水を入れるタンクもパッキンの耐用年数が5年のものでした。

 ★ところで、 この報道を見て、私がブログを始めるきっかけとなった2年前のことを思い出しました。

3・11の大地震+大津波に襲われた福島第一原発が水素爆発を起こしたのは12日・14日・15日でした。

屋根が吹き飛び、冷却システムが壊れた3・4号機の使用済み核燃料はまだ発熱量が多く、プールの水が蒸発してしまうと水の遮蔽が無くなって周囲に放出される放射線の量が急激に高くなり、また急激に高温となり、燃料棒の容器が化学反応を起こして水素が発生し、それが次々と爆発的に炎上・・・大量の放射性物質が四方八方に次々に飛散し、誰も近くに行けなくなり、暴走・暴発が止められなくなる・・・

これを阻止するには、そうなる前に急いで冷却するしかない!・・・それにはもう外からの放水しかない!・・・

「しかし放射線が高い」と自衛隊も躊躇していた3月16日夜、私は管首相宛に「放射線量が高いなら無人放水車を使うべき。それは東京消防庁が持っている」という主旨のメールを送信しました。

 私は「無人放水車は大勢の人が知っていることで、数居る行政官等の人たちが気が付かないはずは無いだろう」と思いながらテレビを見ていたのですが、誰もそれを言わないまま夜がふけてしまったのでメールしました。 

翌17日早朝、管首相が石原都知事にそれを要請しました。 

幸い朝から自衛隊のヘリや放水車も使えたからよかったももの、もし周囲の放射線がもっと高くなっていたら・・・無人放水車は実際よりもっと緊急性が高くなっていたでしょう。

  これをきっかけに、調べれば調べるほど問題だらけの原発について、私もブログを始めました。

また、その後もブログの内容によっては政府等へ提案メールにして送信しています。