メタンハイドレートは太平洋側だけでなく、日本海でも幅広い海域に存在する可能性が指摘されています。
日本海側には海底表面に純度が高く塊の状態で存在していることが民間の独立総合研究所(青山千春博士ら)の調査よりわかっています。
新潟県沖等で常時メタンの気泡が多量に発生しており、その量はもしかして日本の消費量と同じくらいかも?
日本海側の県知事たちの要請もあり、遅過ぎますが、ようやく今年の夏ごろから日本海側でも政府のメタンハイドレート調査が始まることに決まったようです。
新潟県の佐渡沖と上越市(直江津)沖と石川県能登沖で調査を開始し、2015年度までの約3年間で集中的に調査し、日本海全体の埋蔵量を把握するようです。
なお、韓国はすでに竹島の南の海で2014年に実用化する目標を立てて、米国の出資を得て開発中だそうです。
日本政府はなぜこんなに目標やより有望な日本海での取り組みが遅れているのでしょうか?
採算うんぬんとか言っていますが、そんなことは技術開発で克服できます。
米国のシェールガスも開発が技術的に難しいと言われていましたが、技術開発で克服しました。
コスト面での問題が改善された米国の「シェールガス」は世界のエネルギー地図を塗り替えようとしています。
日本海のメタンハイドレート開発は、それよりずっと短期間に出来るはずです。