セシュームは取り除いたが、他のストロンチューム等は高濃度の汚染水を何万tも貯めてある貯水槽(容量5・8万t)の内の2つから120tの水漏れ・・・3つ目もダメだった・・・原因不明・・・
どうも、元々このような使用には不適切なものだったが東電はやりたがり、原子力規制庁側は土木の専門家も置かないので解らないまま認めてしまった・・・ということらしい。
高濃度の放射能汚染水は海に流出したら大変な問題に・・・事故は収束どころか今も薄氷を踏む状態が続いているのです。
福島原発には現在32・5万tの汚染水が存在し、毎日400t増加し続けています。
仮設の簡易タンクを次々増設して汚染水を保管していますが、敷地の置き場所に余裕が無くなりつつあります。
★ 政府は事故収束のために東電まかせにせず、もっと前面に出て、広く優れた人材を求め投入すべきです。
とりあえずは貯水タンクの新たな置き場をすぐ確保する必要があります。
豊かな日本周辺の海を大量の核物質による汚染の海にしてはなりません。
そのために、より根本的には、大工事になろうとも、日々敷地へ流入する多量の地下水を、その上流で流れの向きを変えさせることによって、及び上流と海岸沿いに鉄板の打ち込み等によって地下水などの流れを遮断する必要があります。
また同時に、可能性が高い房総沖から東北沖にかけての次なる大地震・大津波の発生に備えて、原発と核物質と汚染水の存在する場所を大きく取り囲む海抜25m以上幅30m以上の頑丈な防波堤を急いで造成する必要があります。