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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

日本株の余りの急落は大量空売りを仕掛けておいた外国プロ投機屋の情報操作にハマったからでは?

2013-06-13 23:15:09 | 日記

昨日も日本の株価が800円以上も急落しましたが、その理由として「米国連銀が金融緩和の量を減らす政策を近く出すかも知れないと市場が懸念して、リスク回避で株を手放す動きが強まって暴落した」と解説されています。

しかし、米国連銀が金融緩和の量を減らす政策を近く出すとしても、それは米国経済の景気回復に自信を深めたためであり、株価にとってプラスの意味も大きいはず。

それを一方的にマイマス材料のように言い立てているのは、株を更に急落させてぼろ儲けしようとしている者たちが作為的な情報評価を株式市場に流しているのでしょう。

そろそろ外国プロ投機屋たちが大量空売りを仕掛けておいた株を安値で手仕舞い買いをしてぼろ儲けをし、さらに新しく株を買い込んでから、今度は「米国の景気は堅調だ」と言うニュースが出たとして株価が上がるように煽るのでは?

とかく投機屋の世界はそんなもの・・・

それに翻弄されて日本の機関投資家(年金運用等)が大損すると日本国民の負担まで大きくなってしまう恐れがあります。

それから日本の金持ちたちが損を重ねても彼らの高価格品消費額が増えず景気回復にはマイナスでしょう。


海外投機マネー10兆円が日本の株に流入して利益を食い逃げして行った・・・次も狙われている

2013-06-13 09:48:54 | 日記

海外投機マネー10兆円が日本の株に流入して利益を食い逃げして行った

・・・日本人大損・・・次も狙われている

★ 今回の相場で巨額な利益を上げたある海外ヘッジファンドの話の概要(6/12NHKクローズアップ現代より)

アベノミックスの金融大緩和政策を見てチャンス到来と考え、昨年末から(6年振りに)日本の株に重点的に投機。

ここは超高速取引システムを使って市場に伝わるさまざまな情報を瞬時に判断して売買してもいます。

そして5月末には株価が上がり過ぎていると見ていて、いつか急落すると考え、全面売りのタイミングを見計らっていたそうです。

その狙い通り、今回の相場で巨額な利益を上げたわけです。

彼らは「株の急騰でも急落でも儲ける自信はある」と言っており、空売りでも大儲けしたようです

 そして近いうち次のチャンスもあるだろうと狙っているそうです。

 アベノミックスで外国短期資金(投機マネー)が株式市場に流入し、株価が急上昇 → それに釣られて我先に日本人が株を買う → 株価がさらに急騰(株のミニバブル発生) → 外資が高値で売り、食い逃げしてしまう → 株のミニバブル崩壊 → 日本人大損 

▼グローバルな投機マネーはすでに実体経済を大きく上回っており、世界各国の大金融緩和はそれに更なる資金を供給しています。 資本主義はとっくに投機的金融資本主義の段階になっているのです。

実体経済を伴わない期待先行の投機も危険だが・・・実体経済が上昇しても、その何倍も何十倍も投機の信用取引が膨れ上がって巨大バブルになる場合はもっと危険 

 投機に便利な金融市場システムをせっせと作り上げてきた世界経済は、もう、実体経済だけを着実に成長させることが非常に困難な状況になってしまっているのです。

 投機に便利な金融市場システムを止めなければ・・・政府の金融政策もグローバルな投機屋たちの食い物にされていくのです。