6月20日、バーナンキ米連銀議長の「景気上昇が続いたら今年10月から金融緩和を縮小する見通し」発言でニューヨーク市場で株価が今年最大の値下がりしました。
経済にとっても株の配当にとっても良い話なのに、なぜ株価が大きく下がるのでしょうか?
株の買は配当期待ではなく、短期値上がり期待の投機的なものが圧倒的に多いことを株式市場がみずから認めたということ。
金融大緩和で投機金融に資金がじゃぶじゃぶ回り、それによって株価が早くから上がり過ぎているのです。
投機資金が増大するからNY株価は上がるのであって、その投機資金の増え方が減るだけで、当分これ以上の値上がりは望め無い・・・それなら持っていてもリスクがあるだけ・・・と一斉に売ったのです。
アベノミックス期待で踊った日本株のミニバブルもこうした内外の投機マネーによるものです。