★国交省がエコカー減税対象車も燃費データをノーチェックだったのは怠慢
「同一車種でも多くのグレードがあって全てを走行チェックするのはコストが掛かりすぎる」と言う専門家が多いが・・・本当でしょうか??
「不正をしてはバレる恐れが大きい」とメーカーに思わせるのにそこまでやる必要などないのです。
各メーカのエコカー減税対象車の中のよく売れている車種のメインのグレードの1車とランダムに選んだ1車だけに絞って、抜き打ち的に数年に1度、走行調査をすれば良いのです。
それに販売直前ばかりでなく、販売中の車に対して事後的に走行調査を行ってもかまわないのです。
ですから、「メーカーからの申請データをそのまま信じて」全く走行調査をしなかった国交省は怠慢に過ぎたのです。
もとろん、意図的に都合の良い偽りのデータで申請した三菱自動車が1番悪いに決まっていますが、官僚の怠慢も重大です。
▼国交省は他の問題、たとえば1級河川の管理を管轄しているのに、鬼怒川堤防決壊=常総市に大洪水の危険が迫っている時でも、県や市町村に「堤防決壊の恐れが出てきたから早く住民に避難指示を出すように」と指導することさえしませんでした。
なんという無責任で怠慢な姿勢だったでしょうか。 (市長らも酷かったが)
その後はちょとマズイと思ったのか、少しだけ対応を変えるようになったようですが、それでもまだまだ踏み込みが足りないと思われます。