見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 Special hobby Supermarine Seafire FR Mk.47 (8)デカールとこまごまと

2025年03月17日 | 1/72 スピットファイア(グリフォン搭載)
デカールをほぼ貼り終えました

キャノピー前のアンチグレアは、楕円にテープをカットするのが面倒くさくなり
No33:つや消し黒をノーマスキング筆塗りで処理です(^^;

写真の脚カバーの部分見て頂けますか、ここのデカールは別パーツになっています
判り易いように脚カバーの部分を貼る前に写しました
この複雑なカットの切れ目がピッタリ合うんですよね、ここはスゴイと思いました
”P”の字の棒の部分も塗りつぶしていません、最初からこの形にプリントされてましたからね

台紙からの剥離は早くていいのです、そして薄い
それだけなら優秀なのですが、残念ながら薄すぎて腰が無いのですフニャフニャです!
台紙からずらす際、ちょっと油断すると直ぐ折れ曲がってしまいます💦
そうなると薄くて腰の無いデカールを、その場で直すのは至難の業で
何とか水差しまで持って行き、そこで泳がせながら直すしか有りません、持っていけたらですけど( ̄▽ ̄;)

特に長いライン状の物はもう無理、ヘタに引っ張るとすぐ切れるしで
一言で云うと...大変でした(^^;
そんな状況なので、つられて?ミスも普段に増して多発
これは主翼上面ですが、貼る位置をズラしてしまったり(赤矢印のところが正しい位置)

こっちの赤矢印は折れたり、ゴミになったり(千切れて使えなくなった)

青矢印はウォークラインが切れていたところ
ここはラウンデルを挟んで分離して別になっていたのですが
その通り貼って後からラウンデルを乗せると、ラインの長さが足りなくなるのです
何でやねん、と云うよりここは一本にしておいて良かったのでは?

修正です
つや消しクリアを吹いたのち、自家製黄色を極細面相筆を使い点付けして修正しました

はみ出したところはEDSGで塗りつぶしてます

黒ラインも極細面相筆で、どちらも面倒くさくなってノーマスキングです

こちらはワタシのミス
プロペラブレードのメーカーロゴを上下逆さまに貼ってしまいました( ̄▽ ̄;)

白く見える文字はブレードの先端側に来なければいけないのです
気付いたのは貼った翌日、もうどうしようも有りませんでした(-_-;)

こちらはミスというより、工程の順番を間違えた事になるのでしょうか
胴体後部側面の識別Noの箇所は、白黒帯の上に書かれてはおらず
マスキングしてその上に白黒帯が描かれたように塗装図ではなっていたのです
それに気付かず先に白黒帯を塗装してしまったので、もう一度マスキングしてスカイを塗る羽目に
デカールを貼る⇒クリア吹き⇒マスキング⇒白黒帯を塗装、が正しい順番だったです

テープがちょっとずれているのが判りますか?コレがまた後に修正を強いられる原因になって(-_-;)
この後、吹き込み防止のため周辺をマスキングします

左右ともマスクして塗装、さぁどうだ、とテープを取ってみると

右の機体番号を一部持って行かれてました(;'∀')
つや消しクリアを事前に吹いておいたのですが...
仕方ないのでNo33:つや消し黒をこちらも極細面相筆でノーマスキング塗りです
まぁ何とか誤魔化せたかな?

こちらはテープがずれていた方

持ってはいかれませんでしたが、これまた修正が必要ですね(^^;

さて塗装・デカールがほぼ終了し、工作も仕上げ段階
小物を作る段になりました
まず頑丈そうな?洋白線でアンテナ類を作ります



尾部のスキッド


増槽(補助タンク)用のフック


次回はいよいよコントラプロペラに掛かります、一体どうなるのか!?

【続く】


1/72 Special hobby Supermarine Seafire FR Mk.47 (7)機体塗装しました

2025年03月15日 | 1/72 スピットファイア(グリフォン搭載)
議事録は、やっと議事録署名人のハンコを頂くところまでたどり着きました(^^;

キャノピーもやっと接着出来ました
そうなれば、後はもうブワァ~です(笑)
キャノピーだけ覆ってC368:スカイ(特色)をエアブラシしました


次はスカイの部分をマスキングして

おっと、マスキングする前に、手こずらされたキャノピーをちょっとアップで


スライドキャノピーの下縁をペーパーで擦って気持ち浅く、そしてラインを整えました
それから内側を小刃でカンナ掛けし、胴体にフィットするようにしています

でキャノピーもライト類もマスキング完了です

タミヤの1mmマスキングテープとMR.HOBBYのマスキングゾルを使いました

裏のマスキングはこんな感じ

胴体のNo333:エキストラダークシーグレー(以下EDSGと略す)の面積が狭いので
この程度でイイかな?と手抜きです(^^;

で、EDSGをこれまたブワァ~ッと

吹いた後です

さて、この機体(VP461 No800 NAS HMS Triunph of North Korea 1950)の塗装はこれからが本番
ノルマンディのインベイジョンストライプのような識別帯を塗らなければなりません
当然の事ながら、デカールなんて入っていないので(^^;

デバイダーを使って間隔を図りながらマスキングしていきます



そして最初にNo62つや消し白を吹いてまたマスキング
この時の写真を撮り忘れたまま( ̄▽ ̄;)No33つや消し黒を吹いて...
こっちは写真を撮ったのですが、吹いたところがもう真っ黒で訳が分からずボツ
で、こうなりました


まぁ、遠目には何とか...と云うところですか?(^^;

※追加記事
これが塗装図です

色指定がMR.HOBBYなのが嬉しいですね(^^)

さぁデカールだ!
と、勢い込んだのですがコレがまた(^^;

【続く】

1/72 Special hobby Supermarine Seafire FR Mk.47 (6)

2025年03月12日 | 1/72 スピットファイア(グリフォン搭載)
やっと春を実感出来るようになった今日この頃、
録音を聞き議事録作成しながらの制作記事です(笑)

ガンサイトは形状やモールドから見てGGS Mk.2と思われます


リフレクターを塩ビ板で作り替えました

ところでこのパイロット、御覧のように斜めから見ればそれほど違和感が無いのですが
側面から見ると事通り

ウ~ン、いい湯だなぁ~♬と、湯船に首まで浸かったオッサンの雰囲気💦

キャノピーを乗せてみると増々その間が(;'∀')

頭上が空き過ぎています!

気にはなっていたのですが、いつものグダグダ先延ばし
でも次工程はキャノピーを被せる段、もう覚悟を決めなくてはいけません
そこで、出てこいや~ッと云う訳で、接着していたシートから強制剥離(;'∀')

シートも捥げてしまいました

で、ここまで顔を出せました(これ以上は無理でした)


荒療治のせいで昇降ドアと左腕が吹っ飛んでしまいました(^^;

高さ調整後、ちょいと引いた位置からのものです

ご報告が遅れましたが、行方不明の排気管は無事復帰しました
ゴミ箱をひっくり返し、中のものを一つずつ確認すると云うやり方です
最後の最後に、削りくずに混じっていたところを見つけ出しました
次の日は可燃ごみの収集日、ヤバかったです(笑)

で、やっとキャノピーの順番になったのですが、これがまた・・・( ̄▽ ̄;)
前後ろ、そして胴体との合いがかなり悪いので、接合面を擦り合わせ木工用ボンドでくっ付けてみました

で、被せてみると、ご覧のように見事に左にずれます

恐らくシート左後方にある、給油口のようなものが邪魔しているのではないかと
これを削って更に上の位置に移植します

同時に前後合体させたキャノピーが余りにも浮いてしまうので、もう一度分離します
そして前側(第1風防?)を先に整形接着して、天蓋部分を被せてみました

上から見るといい感じなのですが・・・

左側はこんなに隙間が空いてしまうのです!


これからせっせせっせと尚且つ慎重に、キャノピー(天蓋部分)と胴体を合わせる作業に入ります

いやこれ、ゴミが機内に入らない様にって本当に神経使います(^^;

【続く】




1/35 TAKOM PANTHER Ausf.G (1)中身紹介編

2025年03月09日 | 1/35 AFVその他車両
3月9日日曜日、今日一日晴天でした
午前中は所属するマイナースポーツ社会人クラブの総会
午後からは外孫のお食い初め、全て無事終了致しました
総会の方は、これから録音を元に議事録を作成しなければなりませんが
とにかくこれで一段落ついたという事で、ホッと一息です(^^)

以前、紹介させて頂いた物欲に負けて購入してしまった
キットが1,727円、送料1,273円のタコムのパンターが届きました(^^)

受け取り後、HR(趣味部屋)のデスク上で撮った写真ですよ(笑)

大昔、タミヤのモーターライズのパンサーA型以来のパンターです
良く作ったな・・・A型だけでなく、タミヤニュースを見てD型やG型への改造にチャレンジしたり
結局D型は何とか出来上がって、地元の模型店のコンテストに出したりしたけど
G型は、側面の傾斜装甲をプラ板で作り直したところでギブアップだったなぁ~
みんな処分してしまったけど、今から考えると『思い出にとっとけばよかった』な~んて(^^;

まず車体

ランナーです
A

B

C

D

E,F

そして金属製の砲身とケーブル、PEの金網とデカールです


組説は短辺閉じの見開きです
表と裏

組立ガイド





塗装図です

塗装は箱絵と同じ車体番号”111”のものにします

【どうでもいい話】
そう云えば昔、雑誌などでは”パンテル”なんて書かれていましたね、”ティーゲル”なんてのもあったな
当時は本場?ではそう発音するんだ、と無学なワタシは思い込んでいたのですが
それが出戻ってみると、いつの間にか”パンター”になってて(”ティーガー”も同じ)
知らない間に、”パンテル”や”ティーゲル”は姿を消していました
誰かが「これからは呼び方を換えます」と、断ったと云うハナシも聞かないしなぁ・・・
で、今回本当に”パンター”、”ティーガー”でいいのか!?
と辞書を引いて見る事にしたのです(今になってからかよ!)

まずは三省堂の”独和新辞典”第3版 1983年5月1日発行のものです
ここのP774 に”Panther” 豹が載っています
発音記号は?と見ると(pàntər)、ハイあっさりと”パンター”に決まり(笑)
因みに”TIGER”は(tɪ̀ːgər)で、やっぱりティーガーでした(^^;

YouTubeのドイツ語映像や発音の聴けるHPなどでも、ワタシの耳には”パンター”か”パンテュアー”に聞こえます
松谷健二さんはドイツ語学者だったのに、なんで日本語表記をあんな風にしたんでしょうね
”降下猟兵”だけは日本語に意訳したもので、これは今も残って定着してますけど(^^;
直訳で”落下傘猟兵”若しくはパラシュート猟兵””で良かったのではと、シロートは考えてしまうのです

【続く】

1/72 Special hobby Supermarine Seafire FR Mk.47 (5)やっと士の字になりましたが...

2025年03月07日 | 1/72 スピットファイア(グリフォン搭載)
これってエンジン開発に伴うトラブルって範疇に入るのでしょうか(笑)
ってな話は後にすることにして(^^;

で、やっと士の字の段になったのですが、機体と主翼が反発し合って?ハマりません💦
①操縦席の床と主翼底面がキツキツで、リードが通る隙間が無い
②フィレット部分の合いが悪い
特に②は、仮組みの段階で擦り合わせを充分やっておかなかったの悔やまれます

取り敢えず、操縦席の裏側を一部カットしてリードが通るようにします

赤で囲ったところをカットします
これでリードは何とかスルー、後はひたすらフィレット部分の擦り合わせです(^^;

で、やっと士の字になりました(ホッ)


ラジエターのフィンはまだ付けていません、とにかく細かいところは先に付けると取れてしまう心配があって

士の字になったらなったで、今度はフィレットや水平尾翼周りが滑らかになるように均さなくてはなりません
その間、別パーツの機首の空気取り入れ口が塞がっているのでここを開けます


そして塗っては擦り、塗っては擦りの繰り返し・・・

サーフェイサーは使いません、No8:銀をドライブラシで擦り付けるようにして塗ります
銀の粒子が上手い具合に付いて、ヒコーキの地肌!みたいな感じになってワタシは好きなのです

ここ迄きて、前に触れたエンジン(モーター)の件です
モーターの直結するプラ棒の回転に、プラパイプがつられて回転してしまうのを解決しようと
プラパイプとプラ板でこんな工作をしました

穴をタイトにして、パイプがキツキツでハマる様にしています(3回ほど失敗しました)

これを機首に被せ、プラ板の部分を機体側に接着すれば軸の影響を受けないのでは、という目論見です

機体側もプラ板の厚みだけ削いでいます

で、結果はどうだったかと云うと見事轟沈(T^T)
この工作物を被せただけならプラ棒の軸は回るのですが、土台?のプラ板を押さえた途端にストップ!
押さえ方を色々変えてやっても同じでした
本当に微妙な接触でモーターがストップしてしまうのです
ワタシの工作技術ではもうコレが限界、なにか他の手をと言ってももう思い浮かびません(-_-;)

後始末も有ります
機体側もプラ板の厚みだけ削いでいるので、意味のなくなったプラ板を接着するしかなくなるという...

取り敢えず均しましたが、この作業もモーターの延長軸が突き出ているのでヒヤヒヤでした

良い知恵もうかばないまま、後処理(プラ板接着と整形)を終えて他工程に手を付けます
翼端灯が別にクリアパーツになっているので、まずココを弄りました

0.3mmドリルで穴を開け、塗料を流し(押し)込んで、赤(左翼)と緑(右翼)のランプ風にしました
いや、これ本当に小さくて神経使いましたよ
その割には見栄えせず、と云うより見えない!?苦労したのに( ̄▽ ̄;)

イスパノ20mm機関砲のフェアリング(+銃身)も取り付けました

バリも結構あり、根元には何やらリングっぽいものがあるので削り取ります
おまけに銃身が四角でした!
箱絵を見ながら何とな~く長さが気になり、指定のパーツとは違うものをカットして付けたのですが...

主翼側の根本よりフェアリングが気持ち太いので、接合面にパテを盛りせっせと均しました

ヤレヤレと一息ついてふと見ると、欠損していた為でっち上げた排気管がいない!?
オ~、マイガ~ッ!!

【続く】