東京都と埼玉、千葉、神奈川3県の知事は2日、西村康稔経済再生担当相と都内で会談し、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言発令の検討を求めた。感染拡大に歯止めがかからない現状を踏まえたもので、小池百合子都知事は会談後、記者団に「直ちに徹底した人の流れの抑制を図る必要がある」と訴えた。

 西村氏も小池氏らと共に会談内容を説明。「緊急事態宣言も視野に入る厳しい状況との認識を共有した」と述べた。4知事の要請については、検討する考えを明らかにした上で、政府の分科会を近く開き、専門家の意見を聞く姿勢を示した。また、感染対策の実効性を高めるため、特措法改正を急ぐ方針も強調した。

 一方、西村氏は4知事に対し、直ちに実施すべき対策として、▽飲食店の営業時間を午後8時までに短縮▽酒類の提供は午後7時までに短縮▽午後8時以降の不要不急の外出自粛―をそれぞれ要請するよう求めたことを明らかにした。応じた飲食店などに、政府として財政支援を拡充する方針も表明した。

武漢コロナの感染拡大が止まりません。

本来なら年末年始は静かに、そして感染も減っているのを期待していたのですが。

全然だめですね。

そもそも政治家からして忘年会をしているんですから。

計画も入れればかなりの政治家が忘年会をしようとしていたようです。

菅さんが8人の会食に参加したから「自分たちも」と思ったのか、

菅さんの会食がなくても会社単位や仲間内で忘年会をしたのか。。。。

その辺はよくわかりませんが、危機感が足らない人が多いようです。

特に学生や若い年代の人達にそれが顕著です。

自覚症状がなかったり、ちょっと風邪気味?みたいな人も多いから始末が悪い。

そんな人たちがウイルスをばら撒いています。

こうなると何らかの措置が必要です。

特に感染者が多い東京、そして通勤圏である埼玉、神奈川、千葉が同調して

政府に緊急事態宣言発令を要請しました。

医療現場が逼迫してこのままだと大変な事になりそうとの危機感からですが、

それに対する政府の動きの遅い事。

こんな状態になってもまだ「検討」ですから。

それも分科会を開いてそれからです。

年末から大変な事態だと言っているのに。

危機感があるならお正月も関係ありません。

以下は3月の緊急事態宣言の時の流れですが今回も同じ流れで進むでしょう。

他には特措法改正も考えているようですので、これに罰則も加わるかもわかりません。

新型コロナで改正特措法が成立 「緊急事態宣言」可能に:朝日新聞デジタル

 

緊急事態宣言」出たら暮らしは 自粛超えるインパクト [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

 

しかし、緊急事態宣言発出の前に政府や各知事は何をしてきたかという事です。

折角のCOCOAの登録が無駄になっていませんか。

自治体では感染防止宣言ステッカーがただのお飾りになっていませんでしたか。

各団体、例えば飲食団体、地域の商店街などが感染防止策を徹底しているかどうか検査しましたか。

自粛を言うなら補償もすべき、とかいう前に積極的に防止策をしたか問いたいです。

飲食時が一番危険です。

換気にアクリル板設置、入り口と各テーブルにアルコール常備等、徹底しているか、

これらの条件を満たす店舗のみに営業許可ステッカーを付与すべきだと思いますが、

そこまでしていなかったのではと思います。

きちんとしている店と、ルーズな店。

そして利用者の判断力。

飲食時以外はマスク着用を、との要請も無視されているのではないですか。

 

COCOAにしてもステッカーにしても形だけ。

折角の仕組みが殆ど生かされていないのではと思います。

自粛したら生活できないと嘆く前にやる事をやったのか問いたいです。

そして各業界は加入店を守る意思が強かったのかどうかも問いたいです。

成るように成るとの成り行き任せではなかったのかと思います。

 

また政府は国民を信用し過ぎです。

性善説では国民の命は守れません。

命を守る強い意志があるなら要請ではなく、命令も必要です。

当然違反者には罰則があり、罰金が必要です。

因みに台湾は罰則が厳しくその金額も想像以上の高額です。

 

もう国民の自主性に任せる時期はとうに過ぎています。

要請ではなく、命令をしない事には救える命も救えません。

強制力がないのに日本はよく頑張っているとの意見はただの驕りでしかありません。

 

緊急事態宣言を発出したら生活が成り立たないとか

困窮した人の自殺が増える、との意見もあります。

しかしもっと根本的な事を見るべきで、やるべき事が出来ていなかった反省も必要です。

みんな危機感が足りませんでした。

それが今の状態です。

政府や国会議員は悠長な事を言っている場合ではありません。

早急に決断してもらいたいです。

検討だなんだと言っている今も、医療現場は緊迫し、

苦しんでいる患者もいる事を忘れないでもらいたいです。