斎藤氏は職員へのパワハラなどの疑惑告発文書問題の責任を問われ、9月の県議会で全会一致の不信任決議を受け失職した。選挙戦では一連の問題の対応や県政運営の評価が主な争点となった。

 県選挙管理委員会によると午前11時現在の投票率は8.55%。当日有権者数は446万1091人

秋のライン「紅葉」

兵庫県知事選の投票が始まりました。

今回ほど注目された選挙はなかったです。

県内だけでなく全国的に注目された選挙。

それだけ特異であり、注目されるに従い東京在住の言論人?も外野からの参戦でした。

 

これまでの様々な事を検証して今日は投票しました。

デマに惑わされず、各人の発言で判断しました。

斎藤氏が失職してから様々なデマなのか事実なのか判明しない事が流布されました。

今までおねだりパワハラ疑惑で大多数がワーッと批判に走り、

百条委員会が進むにつれ、そして失職後のテレビでの斎藤氏の発言、

更には立花孝志氏の知事選立候補でワーッと斎藤応援に走る。。。。

右にワーッと行き、次に左にワーッと行く。。。そんな人たちの行動に一抹の不安を覚えました。

 

大沢氏は共産党の支持を得ていますが、その他は支援政党があったりしますが無所属です。

それだけ自民党も維新も勝てる候補者を出せなかったという事になります。

 

斎藤前知事と稲村前尼崎市長が競り合っていると言われています。

そんな中、稲村氏を巡っては「緑の党」と「外国人参政権」についてデマの様な情報が流れていました。

選挙に不利になるからかもわかりませんが、稲村氏はこの二つを否定しています。

みなさんの質問に答えます – いなむら和美

また3期12年間の実績もあります。

稲村和美 - Wikipedia

拙ブログの読者様ならよくご存知だと思いますが、私は左翼政党は嫌いで、保守政党を支持しています。

ですから稲村氏は一番最初に選択肢から省く人物です。

投票は消去法なのか、それとも死に票にならない投票なのか。。。

 

国政と県政や市政は違います。

首相は最大与党から選ばれますが市長や知事はそれぞれ直接選挙で選ばれます。

つまり市長や知事は議会の賛成なく独断で政策を決められません。

ただただリーダーシップがあるのか、説得力があるのかです。

 

今の盛り上がり方から恐らく斎藤氏が再選するのではと思います。

そうなると第三者委員会は何だったのか。

告発文書は全て噓だったのか。

告発者を被告発者が探し出し、追及し、そして懲戒処分を下したのは良かったのか。

つまり、知事側ではない独立した部署が詳細を調べ、その結果を知事に報告し、

その上で知事が判断すれば良かったのではと思うのです。

告発者に非があったとしても記者会見の場で告発者を罵り、そして懲戒処分を言い渡す事は疑問です。

 

初動の間違いが大きな問題に発展し、選挙結果次第では議会が混乱し、

最悪、今後議会の解散もあり得るのではと危惧します。

というか県会議員全員が知事に不信任決議を突き付けた事は重いです。

全員ですよ全員。

そしてあの百条委員会は何だったのか、無駄だったのかとなります。

 

百条委員会の開催で県政が滞り、それと共に経費も掛かり、

更には知事選で税金を使っているのです。

もう時間と税金の無駄遣い、と思ってしまいます。

 

この混乱は8か月続いていますが、もうこれで終止符を打ってもらいたいです。

とはいえ百条委員会の結論付けは12月、第三者委員会に至っては来年3月に検証結果がわかる様です。

今後、新たな事がわかれば、可能性としては低いでしょうがまた選挙?

もうウンザリです。

 

また告発文書の内容を精査すれば刑事事件や民事訴訟に発展したり、

2027年4月の県議会議員選挙に影響が出るでしょう。

ですから県議はもっとしっかりして欲しいと思いますし、

今後の事を考えると溜息しかありません。

今日深夜に結果がわかると言われています。

さて誰が選ばれるのか。

そしてまた言論人たちの検証がYouTube番組であれこれ言われるのか、ちょっと注目です。

ええ、ちょっとですから。。。。