【ぼくらの国会・第746回】ニュースの尻尾「レーダー照射チャラは日本を歪める」
「ニュースの尻尾」705回目は、令和6年6月1日に開かれた「日韓防衛相会談」にて、レーダー照射問題の再発防止策を自衛隊と韓国軍の双方で確認し、ハイレベルの交流を再開することで一致したことについて、令和6年6月5日に自由民主党本部で行われた「国防部会・安全保障調査会 合同会議」の様子と共にお話ししております。
出演:青山繁晴(参議院議員) 三浦麻未(青山繁晴事務所 公設政策秘書)
韓国軍艦艇による火器レーダー照射事件。
先日の日韓防衛相会議では棚上げ状態にしています。
レーダー照射はなかった事にされ、それどころか低空飛行した自衛隊機が悪いとまで言う韓国です。
更には、自衛隊機が威嚇してきたのだから日本は謝罪すべきと言い出す始末。
自分の非を認めず、それどこか相手に罪をかぶせる卑怯な韓国。
北朝鮮対応を考え、米国からの圧力もあったのか渋々棚上げを認めた日本です。
その場を収めるにはこの方法しかなかったのかと、ガックリ来ます。
マスコミ各社の報道では木原防衛相も酒井幕僚長も納得の棚上げです。
北朝鮮対応を優先したのですが、我慢を強いられた日本としては面白くありません。
何しろ、韓国は自分は悪くない、悪いのは日本だと言っているのですから、余計に腹が立ちます。
この棚上げ決着は日韓防衛相会談で合意したのだからと、諦めの胸中でしたが、
今日の青山さんの話でこのままではいけない、と思い出しました。
何しろ韓国は日本を嘘つき呼ばわりし、謝罪を求めるのですから、これ程の屈辱はありません。
むしろ謝って欲しいのは日本の方です。
昨年8月に産経新聞に李相哲さんがこの問題について述べられています。
事の発端となった北朝鮮漁船。
そして韓国艦艇は何をしようとし、北朝鮮漁船はなにをしようとしていたのか。。。
北朝鮮の漁船には金正恩暗殺未遂事件の犯人が乗船していて、北朝鮮側から捕らえて送り返すように指示があったとか。
その拿捕するさなかに自衛隊機が接近した為、韓国艦艇がレーダー照射をしたとの話もあります。
【正論】「レーダー照射」棚上げ許されぬ 龍谷大学教授・李相哲 - 産経ニュース (sankei.com)
悪事を見られたくないと自衛隊機にレーダー照射したのです。
悔しいですが、これが韓国なのです。
自分の都合によって嘘もつくのです。
約束も都合によっては簡単に破るのです。
何度日本は煮え湯を飲まされてきたのでしょう。
米国に我慢しなさいと言われて仕方なく我慢する日本です。
我慢し過ぎて暴発だってするかもわかりません。
こんな状態で日韓双方が信頼し合えますか。
防衛省のHPには火器レーダー照射事件についてまとめています。⇩
防衛省・自衛隊:韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案(最終見解) (mod.go.jp)
日本にはこれだけの証拠となる資料があります。
一つ一つ提示し、韓国側の主張の誤りを指摘し、韓国に反論なり意見を求めたのか疑問です。
もしかしたら証拠を示したら韓国は逆切れしたかもわかりませんが。。。。
竹島問題でも徴用工問題でも慰安婦問題でもそして竹島問題でもきちんと反論したのか疑問です。
中国や北朝鮮問題を考えれば、韓国と信頼関係を結び、万が一の有事の時には日米韓で協力し合わなければなりません。
しかし、だからと言って真実を歪めたり、誤魔化したりするべきではないと思うのです。
今回の青山さんの話を聞いて日韓関係の難しさを改めて感じました。
では今後しばらくは有耶無耶にしたままにするのか。
それとも真相解明をするのか。。。。
当然韓国の嘘を打ち崩し、自衛隊機の対応に誤りがなかったと強く主張してもらいたいです。
繰り返しになりますが、日本側には音声や画像のデータがあるのですから、
韓国の主張の誤りを指摘し、謝罪を求めるべきです。
得てして日本は外交の場では強く出ません。
その場を上手く収める事を優先するのでしょう。
今後は国益を考え、どのような判断をすればよいのか、よく考えて決断してもらいたいです。
そしてこの問題はこれで終わった訳ではありません。
自衛隊の持つ証拠となる画像や映像、そして音声を韓国側に示し、
韓国に一日も早く非を認めさせてると共に、
証拠映像等を継続的にYouTubeにアップし国際社会に韓国の不誠実さを訴えてもらいたいです。