京都大助教を諭旨解雇処分 学生の手を握り肩を抱く(共同通信) - goo ニュース
京都大は27日、学生にセクハラ行為をしたとして、大学院理学研究科の助教を諭旨解雇処分にしたと発表した。処分は26日付。京都大は助教と学生の性別と年齢を公表していない。
京都大によると、助教は2022年10月〜23年12月ごろ、学生の手を握ったり肩を抱いたりしたほか、好意を示す発言をするなどの行為を複数回行った。
学生が今年2月、大学にハラスメント申し立てをして発覚した。助教は大学の調査に対し「学生を応援したり励ましたりするためだった」と話したという。
京都大は「再発防止に努め、教職員の不適切な行為には引き続き厳正に対処していく」としている。
京都大学は大学院助教を諭旨解雇処分にしたとの事。
大学と言えばパワハラ、セクハラ、アカハラ・・・
結構ハラスメント関連の問題が起こっている印象です。
今回はセクハラです。
年齢は非公表ですから助教は高齢なのか、中年なのか。。
また被害者の女子学生は20歳代か、30歳代か、40歳代か。。。
よく分かりません。
被害者は学生ですが、女子学生とは言っていませんから、 もしかしたら男子学生の可能性も。
それに助教も女性かもわかりませんし。
ま、そういう事は別として、何を言いたいかというと。。。
セクハラが発覚したのは学生が大学にハラスメント申し立てをしたからです。
京都大学には内部告発窓口があったのでしょう。
しかし、もしもその窓口がセクハラをした助教と親しい人物が担当していたら?・・・
きちんと告発窓口が機能していたら別ですが、なかった事にされてしまう可能性もあります。
これを兵庫県の問題に当てはめてみると。。。
「知事がパワハラを部下にしている、知事が選挙で不正をしている様だ」
「知事が地方に行ったら特産品を欲しがり、貰った特産品を独り占めしている」
「これらの事は目に余るからどうにかして欲しい」
これらの事を県庁内の窓口に通報したら?
そして担当者が知事の側近だったら?
ここからは想像です。妄想と言われるかもわかりませんが。。。。
知事は激怒しています。
「誰なんや、こんな事をばらまくのは。 片山! ばら撒いたのは誰か、今すぐ調べろ!!」
そして犯人を突き止め、執拗に問い詰めます。
その結果「ある事ない事を書いて怪しからん。僕を引きずり降ろそうとしてるんやな」
「それも勤務時間中に何をしてるんや!」
その後、会見で「嘘八百だ。公務員として失格だ」とまで断罪した知事。
誰でも、悪口だと思ったら腹が立ちます。
そして何とか自分の公正さを証明しようとします。
でもそれでは公人として許されるものではありません。
後から色々批判されない為にも、自分と関係ない人物、利害関係のない人に最初から調査を依頼すべきだったのです。
それがあろう事か、知事の側近に指示したのです。
こんな事あり得ません。
何しろ、県民に向かってハラスメントを受けた場合は通報するように言っているのに、
そのトップである知事が自ら公益通報か否か判断し、そして懲戒処分を下したのです。
怪文書だ、嘘八百だと知事が決め付けた文書は一部事実でした。
パワハラなんて受けようによっては注意だと思う人と叱責でハラスメントだと受け止める人とに分かれます。
ですからパワハラか否かは県とは利害関係のない弁護士に判断を依頼すべきでした。
その結果、渡瀬県民局長が公務中に公的パソコンを私的に使用した事が判明しましたが、
その報告により懲戒処分にするか注意にするかは総務課や人事部が規定に基づいた処分をすればよかったのです。
つまり告発文を各機関に送った事と、公用パソコンに私的情報を書き込んだ事は分けて考えるべきだったのです。
利害関係のない外部の弁護士が調査し、判断していれば、百条委員会を開く事もなく、
パソコン内の情報を曝される事もなく、結果県民局長は自死する事もなかったと思うのです。
ですから繰り返しになりますが、斎藤知事の問題は初動の間違いです。
京都大学でのセクハラ問題の記事を読んで、斎藤知事の告発文書問題について考えました。
知事は初動の誤りをし、県民局長は業務中に私的な事をしたのが誤りだったのです。
これらの誤りがなければ県民局長も自死する事もなかったと思います。
知事だけが悪いのではありません。
また県民局長だけが悪いのではありません。
しかし人ひとりの命が失われた事は重いです。
この事を知事もそして世間一般の人ももっと重く受け止めるべきではないかと思います。
知事への告発文書が怪文書の類だったとしても、自分に置き換えて考えて欲しいです。
自分が職場で不当な扱いを受けて社内の通報窓口に訴えたとします。
窓口担当者がハラスメントをした上司と通じていたら、どうなりますか?
杜撰な職場なら揉み消しされるでしょう。
そうならない為には外部通報窓口がありますが、それが県庁にあったのかです。
どうも県庁内の通報窓口は機能していなかったのではと疑いたくなります。
いずれにしても次々問題が発覚しています。
兵庫県内の問題が全国的な問題に発展しています。
今は公職選挙法についての話になっていて、まだまだ終わりが見えません。
更には全会一致で不信任決議を可決して知事を失職に追い込んだ県会議員たち。
全会一致ですよ。
今頃になって、風向きが変わったと思ったのか「本当は可決したくなかった」と言い出す議員までいます。
情けないです。
議員全員が知事に辞めろと言ったのです。
今頃無責任な事を言わないで貰いたいです。
どれだけ選挙に税金を使ったのか、いい加減にしてもらいたいです。
今後の発言が次の県議選に影響する事をよく理解して欲しいものです。