首相、重ねて教団との面会認めず 旧統一教会系トップとの写真報道(共同通信) - goo ニュース
岸田文雄首相は5日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体トップらと2019年に面会したとの写真が報じられたことに関し「ギングリッチ元米下院議長と面会した際の同席者は承知していない。写真があったとしてもこの認識は変わらない」と官邸で記者団の質問に答えた。
同席した通訳など関係者に面会の有無を確認したところ、記録はなかったと説明。ギングリッチ氏には問い合わせていないとした。
朝日新聞は5日付朝刊で、当時、自民党政調会長だった首相とギングリッチ氏、旧統一教会の友好団体「天宙平和連合(UPF)ジャパン」のトップ、米国の教団元会長とみられる人物が並んで写った写真を掲載した。
旧統一教会と国会議員。
関係者と一緒の写真を撮って何が問題なのか。
安倍元総理暗殺事件の動機が旧統一教会が悪いとの怨念?だと山上被告。
母親のネグレクトを問題にしないで、安倍元総理に恨みを抱いた山上被告。
それを聞いた岸田さん。
悪いのは旧統一教会だ。
旧統一教会と関係のある議員を糾弾したいとの思いで調査をした岸田さん。
事件の全容を調らべもせずに短絡的に旧統一教会が悪い。
旧統一教会との関係を断ち切るべきだと。
それが自身も過去に旧統一教会関係者と面談していた事実。
写真を見せ付けられても、知らない、との一点張り。
これこそブーメランではないのか。
そもそも初期対応が間違っていた。
マスコミに煽られて些末な事でも問題だと自党議員を対象に調査してどうしようと思ったのか。
問題なのは高額献金だった筈。
しかしその問題も消費者契約法等で対応した。
そしてその結果、被害額は激減した事実。
なぜこの事実を言わなかったのか。
自民党政権もこの問題に対応しなかった訳ではない。
法律の制定で被害額が激減した事実をなぜ言わなかったのか。
もしかして、安倍さんをよく思わなく、嫉妬というか安倍さんを超えたい気持ちが自分を見失ったのかもと思う。
山上被告が安倍さんを恨む切っ掛けは安倍さんが天宙平和連合へのビデオメッセージだったと言われている。
その天宙平和連合関係者との写真が問題とされている岸田さん。
何という巡り合わせか。何というブーメランか。
証拠の写真を見せられても知らないと言い張る岸田さん。
知らない人と写真撮影するなら、誰かが紹介したか自己紹介した筈。
対談までしているのに知らないと言えるのか。
普通は名刺交換ぐらいするはずだと思うけど。
旧統一教会関係者と面談し、写真撮影した事を批判したいわけではない。
批判したいのは、政党のトップとして所属議員をなぜ信じない。という事。
最初のボタンの掛け違いなのか。
旧統一教会の前身である国際勝共連合。
正に共産党に勝つ、共産党の国にしないで自由民主の国にしたいとの思いだと。
その思想に共感するのは自民党としては当たり前だと思う。
問題なのは高額献金と壷などの高額商品の押し売りの様な販売方法。
繰り返しになるが、これらの悪徳商法は法律で対処できている。
この事実を岸田さんは強調すべきだった。
さて、岸田さんの「知らぬ存ぜぬ」の態度はいつまで通用するのか。
そして旧統一教会への対応は魔女裁判というか宗教弾圧にならないのか。
当時盛んに取り上げてきたミヤネ屋。
紀藤弁護士、鈴木エイト氏、有田芳生氏を連日出演させたミヤネ屋。
人選に偏りはなかったのか。
事件の本質を正確に、そして公正中立の立場で報じたのか。
もしかして今後の裁判に弁護士の活躍を見越した人選ではなかったのか。
そんな事を考える、岸田さんの旧統一教会関係者との面会。
今後の岸田さんの対応に注目したいです。