【ワルシャワ=寺口亮一】AP通信は14日、ロシア軍の空爆を受けたウクライナ南東部マリウポリの産科病院から9日に救出された妊婦が赤ちゃんとともに死亡したと報じた。担架で運ばれる様子をとらえた同通信の写真は、露軍による無差別攻撃のむごさを伝え、世界中で取り上げられた。
同通信によると、妊婦は搬送された別の病院で手当てを受けていた。骨盤を負傷しており、医師は赤ちゃんを帝王切開で助け出そうとしたが胎内で亡くなっていた。妊婦も助からず、遺体は夫が引き取ったという。
マリウポリは露軍が包囲して連日激しい攻撃を加えている。ロイター通信によると、ウクライナ政府関係者は住民2500人以上が死亡したとみている。
誰もプーチンを止められないのか、と思う。
まさか、ここまでするとは思っていなかった。
どんな理屈を付けてもウクライナ侵攻は許されない。
多くの国は、何とかしてウクライナ侵攻をやめさせる為にロシアへの厳しい制裁を課している。
結果、ロシア人の生活を脅かす事になり、ロシア人には罪がないのにと同情する人がいる。
しかし民間人まで攻撃し、原発まで標的にし、更には核攻撃まで厭わないと脅してくるプーチンを止められるのはロシア人しかいない。
アメリカもNATOも動かない。
動いたら最後、核戦争に発展する可能性もある。
こんな時に戦争を仕掛ける国を諌め、何らかのペナルティを与え、戦争を回避させるのが国連の役目だと思いたいが、現実は違う。
そもそも国連の重要な決定権を持つ常任理事国がロシアと中国だという事が間違っている。
この2国が国際社会の規律を乱し、何かと騒ぎを起こしている。
ウクライナ侵攻ではロシアが戦争を仕掛け、民間人を標的にミサイルを発射しているのだから、最早ロシアには常任理事国の資格はない。
というか、次に動くであろう中国の動きを食い止める為にもプーチンにはできる限りの制裁を科すべきだと思うし、この機会に国際法違反国には常任理事国の権利を剥奪出来る様にしたり、何らかの罰則も考えておくべきだと思う。
習近平とプーチン。
この2人を何とかしないと国際社会の秩序が乱れ、80年前の暗黒の世界に逆戻りするだろう。
いや、破れかぶれで追い詰められたプーチンが核のボタンを押せば、この世の終わりとなると思うが、それだけは避けてもらいたい。
またウクライナ侵攻は遠い国の事と思わず、明日は我が身と思い、日本も最悪の事態を想定してその日に備えるべきではないだろうか。
もう誰もプーチンを止められない。
そんなところまで来ています。
交渉するにしてもかなり譲歩するしかプーチンは納得しないでしょう。
ここはロシア国民が立ち上がるか、暗殺しかないかも、と思いますね。