名古屋市内などで開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、元従軍慰安婦を題材とする韓国人作家の「平和の少女像」が出品され、同市の河村たかし市長が撤去を求めていた問題で、主催する実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事が3日記者会見し、像を展示していた「表現の不自由展・その後」コーナーを同日限りで中止すると発表した。
コーナーはメイン会場の愛知芸術文化センター(同市東区)に設けられ、少女像や憲法9条に関する俳句など、各地で撤去や公開中止とされた作品17点が展示されていた。
像を巡り、会場を2日に視察した河村市長が「表現の不自由という領域ではない。多額の税金を使ったところで(展示を)しなくてもいい」と批判。芸術祭を支援する文化庁も「展示内容を精査する必要がある」とし、補助金交付に慎重な姿勢を示していた。
県によると、電話やメールでの抗議も相次いでいたといい、芸術祭の芸術監督でジャーナリストの津田大介さんは2日、緊急記者会見を開き、「テロ予告ともとれる電話があり、職員の安全が心配される。展示の変更を含め検討している」と話していた。【竹田直人】
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「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」のコーナーを今日で中止する事に決まりました。
多くの抗議の声、そして河村名古屋市長の批判もあったからでしょう。
さあ、困ったのは大村知事です。
前日に内覧会でこのコーナーも視察した筈。
それに主催の実行委員会会長ですから、その責任は重いです。
テロ予告の電話もあったそうですが、
この様な手段は間違っています。
一日も早く犯人を特定し、逮捕してもらいたいです。
それにしてもよかったです。
多くの人がtwitterなどSNSで拡散し、抗議の声となりました。
ひとりの声で変えられなくても多くの人が声を上げれば、変えられるのです。
本当によかったです。