世耕氏は「（会合で）満場一致でご賛同いただいた。出馬を表明させていただきたい。今回の選挙を通して、和歌山2区のみなさまの声に謙虚に真摯に耳を傾けたい。私は派閥の還付金の問題でみなさんに大変ご迷惑をかけた」と述べた。

世耕氏は衆院選挙区の「10増10減」に伴い、区割り変更した新和歌山2区で出馬する。同選挙区では自民が、今期で引退する二階俊博元幹事長の三男、伸康氏（46）の擁立を決めており、保守分裂選挙となる。

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 派閥パーティ収入不記載事件で離党した世耕弘成さん。

今月27日の衆院選に出馬すると表明しました。

ところが県連の幹事長が世耕さんを批判する談話を発表しました。

なにせ選挙区が二階俊博氏の三男も出馬予定ですから、分裂選挙と言われています。

二階伸康氏は父親の秘書を約10年務めたようですが、要職の経験のある世耕さんとでは経験の差があり過ぎます。

とはいえ、二階俊博氏は和歌山にとっては恩人のような人です。

特に和歌山南部は陸の孤島と言われるぐらい辺鄙なところ。

しかし高速道路の整備で観光業が潤ったのは否めません。

 

ところで世耕氏は離党の形で責任を取った筈です。

ところが自民党和歌山県連の中村幹事長が異議を唱えているようです。

世耕氏の立候補について次の談話を発表しています。

選挙に立候補することは自由ですし、憲法に保障された大切な権利です。

党規違反によって離党勧告の処分を受けて離党したのちに、

党の正式な手続きで選任された公認候補に対抗して立候補することは重大な党規違反に準ずる行為です。

さらに当選したら復党するなどということは、党規をないがしろにする脱法的行為です。

今、こんなやり方こそが批判を浴びています。

なんか矛盾していませんか？

世耕氏は離党しているので自民党議員ではありません。

それを準ずるとはいうものの「党規違反」と断罪するのは理解できません。

 

それにわざわざ上京して森山幹事長に告げ口して味方につけたようです。

記事によると

念のため、10月3日に上京し、森山裕自民党幹事長にも直接お尋ねしたところ、ルール（党規）に従えば復党を承認することはないとの説明でしたと付け加えられています　

【衆院選】自民党和歌山県連・世耕氏を非難・牽制 | WBS和歌山放送ニュース

 

自民党和歌山県連の中村幹事長は御坊市選出（二階俊博氏は御坊出身）

大学卒業後4年間二階俊博氏の秘書を務めています。

中村　裕一 – 和歌山県議会自由民主党県議団 (jimin-wakayama-kengidan.jp)

 

森山幹事長もそうですが、中村県連幹事長もやる事が汚いです。　個人的感想ですが。。。

さて、和歌山二区の有権者はどう判断するのでしょう。

もしも衆院選で落選しても来年の参院選で再挑戦できます。

選挙期間が短いですが、世耕さんには和歌山のそして国の発展の為の政策を訴えてもらいたいです。