【ワシントン時事】米ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官は2日、ウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシの選手による来年のパリ五輪参加について、反対する考えを表明した。ただ、両国の選手が国歌や国旗などを使用せず、中立的な立場で参加することは容認するという。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、ロシアとベラルーシ選手の国際大会復帰を条件付き検討する方針。パリ五輪に両国が参加する場合、ウクライナなどはボイコットする姿勢を示しており、この問題が欧米で激しい論争となっている。

来年パリ五輪が開催されますが、アメリカはロシアの参加に反対しています。

そりゃあ、そうでしょ。

 

心待ちにしているアスリートにスポーツ好きの方々。

スポーツに政治を持ち込むな、と思うかもわかりません。

オリンピックは平和の祭典と言われています。

だからこそ、平和を乱すロシアのオリンピック参加には賛成できません。

 

ロシアのウクライナ侵攻が戦争に発展し、終息が見えない泥沼状態となっている今、

ロシア国民にプーチンの残虐さ、国際法違反を知らす為にはロシアの参加を拒否したいです。

 

過去にはアフガニスタン侵攻の抗議としてモスクワ五輪ボイコットがありましたし、

最近では何度もの警告にもかかわらず止めないロシア選手のドーピング問題もあります。

東京五輪では苦肉の策として国としての参加を認めず、「ロシアオリンピック委員会」として参加していましたが、

どうも何か釈然っとしませんでした。

フェアでない事の他に選手の身体への影響もあるのですから、誤魔化しの様な参加はどうなのかと思います。

 

パリ五輪へのロシア参加は中立的立場での参加は認めるとアメリカですが、

中立的も何も、ロシアを国際社会から締め出してもらいたいです。

ロシアのウクライナ侵攻については外交努力をするべきだという人が日本人にもいますが、

交渉が叶わなかったから、交渉が失敗したからプーチンは戦争を仕掛けたのです。

最早猶予はありません。

もうすぐ侵攻から1年を迎えようとしています。

多くの人はこんなにも長い戦争になるとは思っていなかったでしょう。

まさかプーチンが核使用で脅しをかけて来るとは思わなかったでしょう。

そのまさかが現実になっているのです。

国際社会の圧力ではプーチンの暴走を止められない今、ロシア国民の声が頼りです。

その為にはあらゆる面での国際社会からの締め出しにより、

無駄な戦争は止めなければならないとロシア国内からの声が必要です。