謝れば謝るほど日韓関係は悪くなる(R6.5.24)
令和6年5月24日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1491号。
日本的な発想で「とりあえず謝っておけば良いだろう」というのは日韓関係には通用しません。
まあ他の国も大同小異ですが。
いつもは拉致問題や北朝鮮についての話が多いですが、今回は日韓関係です。
荒木さんは韓国語も話せますし、韓国へもよく行っている様です。
そして尊敬する人物は朴正煕氏だと何度か言っていた事を記憶しています。
朴正煕の頃は日韓関係は良かったのでしょうか。
あの漢江の奇跡と呼ばれる韓国の経済発展は朴正煕政権でした。
日韓で様々な駆け引きがあり、日本は根負けして巨額の経済支援をしたようです。
過去の日韓関係をみると、日本は悉く韓国の要求に折れた印象があります。
その点、日本は弱腰であり、その場しのぎで韓国の言いなりになり、
何かと謝罪や賠償金を支払う羽目になった過去があります。
漢江の奇跡から始まり、徴用工問題や慰安婦問題では日本は何度も何度も謝罪し、
そして巨額の支援金を支払ったのです。
なぜもっと日本は強く出なかったのか。
なぜ過去の歴史を調べなかったのか。
調べれば日本に落ち度がなかったと分かった筈。
それを韓国の言い分を聞き入れ、真面に調べもせず、謝罪するものだから
これはいいカモだと、次々無理な要求を突き付けられたのです。
事なかれ主義で謝罪すればするほど相手を信用できず、
相手も強く言えば賠償金を手に入れられると要求が大きく、無理難題を突き付ける事になるのです。
それでは真の友好関係は築けません。
見せかけの友好関係だと、ちょっとした事で破綻します。
ですから簡単に謝ってはいけない、という事でしょう。
外相時代の岸田さんは韓国を信用し、韓国の嘘に騙され、約束を破られ、
煮え湯を飲まされたと言うのに、あの頃の事を忘れたのか、どうも尹さんに甘いとの印象です。
もう韓国には騙されないぞと、レーダー照射事件も証拠を突き付けて嘘を暴いてもらいたいです。
それでこそ真の友好関係です。
まやかしの友好関係ではそのうち破綻します。
荒木さんの「謝れば謝るほど日韓関係は悪くなる」との言葉を岸田さんに贈りたいです。