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【荒木和博】日朝連絡事務所をどう考えるか(R6.12.27)

2024-12-28 23:47:27 | 動画

日朝連絡事務所をどう考えるか(R6.12.27)

令和6年12月27日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1708号。まあ結局取らぬ狸の皮算用なのですが…。

日本と北朝鮮に連絡事務所を置くという石破さんの意見、

以前にも同様の事を言っていた事を思い出します。

荒木さんも同じ意見を述べた事もありました。

何でもいい、拉致について分かる事なら何でも知りたい。

もう「溺れる者は藁をもつかむ」そんな気持ちにもなります。

 

「親の世代が存命の内に全ての拉致被害者を救出して欲しい」との声をよく聞きます。

そして親世代は2人になってしまったとの声も。

2人?

明らかに横田めぐみさんの母、早紀江さん。

そして有本恵子さんの父、明弘さん。

この2人を指しているのでしょう。

確かに政府認定の拉致被害者は17人。

その内、5人が帰国しているので未帰国の被害者は12人です。

その中でご存命なのは横田早紀江さんと有本明弘さんの2人だけです。

しかし、拉致の可能性を捨てきれないと言う人は約800人いると言われています。

その人たちの事を調査しているのが荒木さん達「特定失踪調査会」です。

マスコミや政府はことある毎に「親世代の2人」との表現をしますが、

特定失踪者の方々を無視するのでしょうか。

 

ところで石破政権になり東京と平壌に連絡事務所を設置する案が注目されています。

しかし概ねこの案には否定的な人が多いです。

 

 

あまりにも現実離れしているとの意見が多数です。

具体的な事を考えると机上の空論とまで言われてしまっています。

「北に加担」石破首相の日朝連絡事務所案に家族反対の理由 誰が常駐?家賃は?机上の空論 - 産経ニュース

そうなのです。

平壌に連絡事務所を置いて何がわかると言うのでしょう。

行動制限がされるでしょう。

北朝鮮で自由に調査など出来る筈ありません。

北朝鮮人でさえ行動が制限されるような国です。

また北朝鮮にとって拉致被害者は「宝」のようなもので交渉に使え、人質のような存在です。

北朝鮮側が拉致した日本人の在り処を知らない筈はありません。

とはいえ、荒木さんは北朝鮮は杜撰だから被害者を管理していないと言っていますが。

 

では東京の事務所に北朝鮮の関係者を常駐させる事は?

これは危険極まりない事態です。

北朝鮮がどんな人物を日本に派遣してくると思っているのでしょう。

スパイ活動をするような工作員を送ってくる筈です。

スパイ防止法もない日本です。

そんな日本で自由に北朝鮮工作員を活動させるとはバカげています。

 

日本政府の動きは鈍いです。

石破総理に至っては被害者救出の象徴であるブルーリボンさえ言われてから着けるぐらいです。

過去に拉致担当会長をしていたのに、この程度の感覚です。

それだけ拉致問題に興味がないのです。

それだけ拉致被害者を救い出す気持ちが希薄なのです。

 

石破さんの選挙区は鳥取ですが、鳥取からは松本京子さんが拉致されています。

鳥取県の拉致被害者等/とりネット/鳥取県公式サイト

それなのにこの程度なのです。

 

勿論、些細な事でも被害者救出に繋がれば何でもして欲しいです。

ちょっとした事でも見逃さないで、被害者救出の端緒となればと思います。

しかし連絡事務所の設置はどれだけ救出に役立つのか疑問です。

 


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