イタリア紀行 －－準備から出発までーー

11月9日から11月17日までイタリアに行ってきました。7月末に退職してまとまった時間ができたのと家内との約束を果たすためでした。手形を落とすのは年内にと、8月中旬から準備を始めました。海外旅行に慣れた人なら何でもないことでしょうが、仕事以外で１週間以上の旅行は経験がなく、まして初めてのイタリアでちょっと戸惑いました。これから計画される方にも参考になればと思い、気が付いたことを書いてみました。

≪旅行社とツアーの選択≫
◇　何回も海外旅行に行っている方にアドバイスを求め、ＪＴＢと阪急交通社の2社から選ぶことにしました。結果的には、海外でのトラブルの対応力が優れているとのことでＪＴＢを選びました。一人旅であれば「旅の恥はかき捨て」で済まされることも、家内と一緒のときはそうはいきません。絶対に死ぬまで言われます。やはり添乗員さん任せが安心です。
◇　次に旅行期間ですが、現地で7泊する9日間コースにしました。イタリアは時差８時間で成田を昼過ぎに出発するとミラノにその日の夕方に着きますが、やはり最低でも８日間以上は欲しいですね。今回はカプリ島に１泊しましたが、これがツアー選びの決め手でした。
◇　航空会社は行きはミラノ直行便、帰りはローマからの直行便があるアリタリア航空を選びました。ヨーロッパの他都市を経由する便もありますが、直行便が楽でお奨めです。またミラノから南下し、最後はローマに２泊しましたが、逆のコースより良かったと思います。
◇　旅行代金はちょっと奮発しましたが、行ってみて値段相応の内容でしたので、若い人はともかく、還暦すぎの年輩の方は買い物にかける予算を削っても、旅行代金はケチらない方が女房孝行が出来ると思います。

≪細かいことですが・・≫
◇　鎌倉からは、大船から「成田エクスプレス」が楽ですね。運賃も１人往復で６，３８０円とお得です。大きい荷物も迷惑にならず持ち込めますし、2時間かかりますが、成田まで自家用車で行くより安心です。
◇　現地通貨ユーロは二人分で５８０ユーロ（日本円で８万円相当）用意しました。これで食事の時の飲み物代、フリーの食事代やオプションツアー料金（二人で１４０ユーロ）、枕銭代（１～２ユーロ）、現地のスーパーや土産物屋での買い物しても十分足りました。大きな買い物はクレジットカード決済となります。