11月7日の午後に成田を出発したアリタリア787便は12時間のフライトを経て、当日の18時半過ぎにミラノに着きました。時差ボケにならないようにと飛行機の中では寝ないようにしましたが、やはりホテルでは良く眠れずにしんどい思いをしました。
イタリアの11月は年間を通じて最も雨の多い月と言われていますが、今年は異常気象で気温も高く、ずっと晴れの日が続いているとのこと。幸先の良いスタートとなりました。
ミラノ観光のお目当ては、何と言っても「最後の晩餐」を鑑賞することです。今回のツアーの目玉の一つでもあります。完全予約制で12時から15分間割り当てられています。本物を見るまではこの予約方式に懐疑的でしたが、実際に経験して見ると優れたシステムであると、改めて感心しました。「最後の晩餐」がある展示室に入るまでに2部屋の前室に30人1組で待機します。前の組が退室すると、展示室の自動ドアが開き、いよいよ僕らの番となり、15。分間はダビンチの名画を独占することが出来ます。奈良の正倉院展や京都で鳥獣戯画展を見ましたが、長蛇の列のなか2時間並んで見れるのたったの数十秒だけ、立ち止まると係員に注意される日本のやり方と比べ、どれだけ親切かと感じ入りました。
肝心の「最後の晩餐」ですが、想像していたより大きく素晴らしいものでした。一人一人の表情が印象的で特にキリストの苦渋に満ちた顔が目に焼き付いて離れません。必見です。
「最後の晩餐」はサンタ・マリア・デッレ・グラツイエ教会にありますが、第二次世界大戦時のイギリス軍空襲で危うく破壊されそうになったとのこと。フレスコ画のため壁をはがして持ち出すことも出来ず、現地でないと絶対に見れないものです。今回念願かなって幸せでした。
イタリアの11月は年間を通じて最も雨の多い月と言われていますが、今年は異常気象で気温も高く、ずっと晴れの日が続いているとのこと。幸先の良いスタートとなりました。
ミラノ観光のお目当ては、何と言っても「最後の晩餐」を鑑賞することです。今回のツアーの目玉の一つでもあります。完全予約制で12時から15分間割り当てられています。本物を見るまではこの予約方式に懐疑的でしたが、実際に経験して見ると優れたシステムであると、改めて感心しました。「最後の晩餐」がある展示室に入るまでに2部屋の前室に30人1組で待機します。前の組が退室すると、展示室の自動ドアが開き、いよいよ僕らの番となり、15。分間はダビンチの名画を独占することが出来ます。奈良の正倉院展や京都で鳥獣戯画展を見ましたが、長蛇の列のなか2時間並んで見れるのたったの数十秒だけ、立ち止まると係員に注意される日本のやり方と比べ、どれだけ親切かと感じ入りました。
肝心の「最後の晩餐」ですが、想像していたより大きく素晴らしいものでした。一人一人の表情が印象的で特にキリストの苦渋に満ちた顔が目に焼き付いて離れません。必見です。
「最後の晩餐」はサンタ・マリア・デッレ・グラツイエ教会にありますが、第二次世界大戦時のイギリス軍空襲で危うく破壊されそうになったとのこと。フレスコ画のため壁をはがして持ち出すことも出来ず、現地でないと絶対に見れないものです。今回念願かなって幸せでした。