人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

霧にかすむベネチア

2015-12-04 17:46:22 | 日記
霧にかすむベネチア
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イタリア紀行 -- ベネチアは霧の中 --

2015-12-04 10:42:20 | 日記
ミラノから今晩の宿泊地でベネチア対岸のメストレまでは276Km、高速道路で約4時間の行程です。ほとんど3車線でまっすぐなため、日本の高速道路を走るより疲れを感じませんでした。ドイツもそうでしたが、大型バスや大型トラックには制限速度があり、追い越し車線の走行が禁止されているようで、どんなに混んでいても追い越し車線に入る車両がなかったのには感心しました。日本でもそうすれば高速道路での事故がもっと減ると思います。
さてアドリア海に面したメストレに近づくにつれどんどん視界が悪くなり、メストレについた時にはすっかり街は霧の中。運河からの異臭とともに不気味でちょっと散歩する気にはなれませんでした。残念ながら、この霧は晴れることなく朝を迎えることになりますが・・・

旅行前に想像していたベネチアの景色と言えば、青い空に映えるサンマルコ広場と大鐘楼の風景でしたが、上陸したときはベネチアは霧の中。幻想的で、これもまた風情があっていいかとは思いましたが、本音はなんとか晴れてくれればと念じていました。やはり凡人です。
まあこの霧もドゥカーレ宮の中を見ている間に街並みが見える程度に晴れてくれました。中の天井絵の豪華さには目を見張るものがあり、サン・マルコ寺院の荘厳さとともにベネチア共和国の富の厚さに改めて感じ入りました。現代イタリア人は子供に財産を遺すことを考えず、今を大切に生きていると聞きました。これも先人が遺してくれた遺産で食べていけるのですから凄いことです。

ベネチアではゴンドラ遊覧と街並み散策が気に入りました。もっと時間があれば、街の隅々まで探訪できたとの思いを残し、ベネチアをあとにしました。もう一度ゆっくり訪ねたい場所です。




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