人生悠遊

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ポルトガルワインを試す ーー⑳CARMオーガニック・ティントーー

2021-06-15 20:59:19 | グルメ

記念すべき20本目のワインは、ドウロ地方のワイナリーCARMオーガニックの赤ワインです。写真のバルセロスの雄鶏「ガロの置物」も二つになりました。いつものようにカタログをみると「森に生い茂るブラックベリーを思わす濃厚な味わい、リッチなフルボディ」と書いてあります。CARMのワインで最近のんだのは⑱CARMビスパード・ティント・レゼルヴァですが、今回のワインの方が酸味と渋みが口の中に広がる濃厚な味わいです。ブドウの品種は同じですが、醸造方法の違いで風味の変化を想像するのもワインの楽しみ方の一つかと思います。

さてワインの命でもあるブドウ栽培において土壌の水分は敵だと聞きました。日本のように降水量の多い国では栽培できる地域は限られます。その点ポルトガルはガイドブックに掲載されている写真をみると、鬱蒼とした森林は少なく、乾いた大地が広がっているように見えます。そしてドウロ川とかミーニョ川などに沿ってブドウ畑が開墾されており、適度な水分も補給されることからワインに適したブドウが育つ訳です。

そのブドウ栽培に適した気候はポルトガルの国花がラベンダーであることからも窺えます。日本のラベンダーは北海道の美瑛が知られていますが、もともと高温多湿を嫌う植物です。ポルトガルでラベンダーが盛んに栽培されたのはローマ帝国時代からと資料にありました。香りがよく防臭効果もあるのでローマ人は花を風呂に浮かべ楽しんだようです。私も先日ラベンダーを庭に植えました。上手く根付くか心配ですが、水のやり過ぎに注意しながら育てたいと思います。

 

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