人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

国府津・曽我丘陵ウオーキングコース③《富士山を見る Ⅱ》

2023-01-30 20:23:13 | 日記

この散策コースでは見晴らしがよければどこからでも富士山が拝めます。富士山好きにはたまらない散策路です。

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国府津・曽我丘陵ウオーキングコース②《富士山を見る》

2023-01-30 20:18:39 | 日記

富士山を語るには言葉は不要です。ただ見るのみ。

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国府津曽我丘陵ウオーキングコースを歩く➀《大山の眺望》

2023-01-30 17:12:02 | 日記

先日、国府津から下曽我までガイドの準備で歩きましたが、その時は菅原神社、宝金剛寺、法連寺、曽我梅林、城前寺、宗我神社からJR東海下曽我駅まで下道でした。国府津駅から線路下の暗渠をくぐると光明寺前に出ます。その門前が「国府津曽我丘陵ウオーキングコース」のスタート地点。六本松跡まで4400m、76分の案内板があり、一度チャレンジしようと気になっていました。やはり快晴で富士山が見える日がベストと思い、本日の天気予報をみましたら午前中は晴れ予報。思い立ったら吉日とばかりに出かけた訳です。

国府津駅には9時半に着きました。駅前の東華軒で880円の弁当を買い、地図までいただきました。本日のラッキー1回目です。スタートからしばらくは登りが続きますが、舗装された道なので気持ちよく歩を進めることができました。何よりも景色が良いですね。登るにつれて左側に富士山、箱根連山の山並みが眺められます。尾根に上がれば道は多少の登り下りはあっても快適に歩くことが出来ます。光明寺を9時50分にスタートし、10時15分に西山団体営農道建設記念碑を過ぎ、20分に大山が眺望できるみかん農家小屋に着きました。軒先に一袋100円のみかんが売っていましたので、物色していますと、農家の方が出てこられ、そこで本日のラッキー2回目。おまけのみかんと小屋の側にある展望台の利用まで薦められました。本当に親切なご主人でした。道案内の地図までいただき感謝です。展望台からは北側に大山と丹沢山系。東南には江の島から三浦半島、さらには遠くに房総半島まで見ることができました。絶景でした。

写真は展望台から大山を写した1枚。

 

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鎌倉を知る --小田原・満福寺の火伏まつり--

2023-01-29 09:02:23 | 日記

毎月28日はお不動様の縁日。それで小田原市鴨宮にある満福寺の火伏まつりに出かけました。正式には延寿山成就院満福寺と号します。お寺の由緒書きによりますと、建長六年(1254)箱根金剛王院(現箱根神社)から下向した僧により創建されました。古義真言宗の古刹であり、宗派は東寺真言宗に属し、総本山は京都東寺。ご存じ東寺は、空海が弘仁十四年(823)に嵯峨天皇より賜ったお寺。私も近くに勤務先があったことから、何回も参拝した懐かしいお寺です。また今年は真言宗開宗1200年を迎える年であり、10月に真言宗立教開宗1200年慶讃大法会が東寺で行われます。この記念すべき年初に東寺ゆかりの満福寺火伏まつりに参拝できたことは何か縁を感じます。

さて当日正午から行われる火伏まつりはどんなお祭りか?ちょっと解説してみます。正午になりますと、十数名の修験者がほら貝を吹きながら本堂に参集します。本堂の護摩壇の周りに着座した修験者はまず、『法華経』の観世音菩薩普門品第二十五(観音経)の頌を読誦します。あの「念彼観音力」の頌ですね。次は『般若心経』を4回繰り返しますが、太鼓と錫杖の響きに合わせての読経の声が全身に浸みわたっていくようで迫力があります。その後に護摩供養になりますが、願意は「天下泰平報国成就」「家内安全息災延命」「七難即滅七福即生」「身体健全一心祈願」「交通安全一心祈願」「厄難清浄一心祈願」「商売繁盛一心祈願」「心願成就一心祈願」「法力成就一心祈願」などで各20回繰り返し読み上げられますが、修験者の合唱となりますので、ありがたさは倍増、その場にいることの幸福感を味わうことができます。

本堂の供養が12時半頃に終わりますと、いよいよ境内での火伏まつりになります。境内には四角の結界の縄が張られ、中央にスギの枝、お札が高々と積み上げられています。2か所に火付けのかがり火が炊かれ、修験者が到着するのを待ちます。13時近くになりますと、また修験者の列が西の結界の外に参集し、山伏問答がなされます。本日は丹沢山の山伏が火渡り修業に来たと聞えました。結界が解かれ、修験者が中に入りますと、まず東南の角に置かれた神木登り、宝斧、宝剣、宝弓(角4か所に弓が射られます)、宝槍などを使った修験道1000年の秘法が披露され、いよいよ松明の火で中央のスギの枝の山に火がつけられます。

「火渡り」とは修験道に伝わる儀式で、高く積んだ護摩を焚き、その上を素足で渡る修業です。不動明王と同じ姿になりその境地を体現するための修業です。また火には焼くという働きがあり、そのため、護摩の火で煩悩や身に降りかかる諸々の災いや嫌なことを焼き尽くすということのようです。満福寺の火伏まつりは、火を制するという意味もあり、火災よけの願いも込められています。

写真はご住職の火渡りの瞬間。渡る前に煮えたぎる湯を全身にかぶっていました。私も裸足で火渡り儀式に参加しました。熱いかと思った地面はそうでもなく、安全に渡ることができました。

 

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鎌倉を知る --鎌倉七福神--

2023-01-20 09:58:20 | 日記

先日カイドで鎌倉七福神を案内する機会がありました。コロナ禍の前には1月となればこの七福神めぐりは定番のコースで多くの参加者を集めていました。北鎌倉の浄智寺(布袋さん)、旗上弁財天(弁天さん)、宝戒寺(毘沙門天)、妙隆寺(寿老人)、本覚寺(夷さん)、御霊神社(福禄寿)、長谷寺(大黒さん)の7寺社を半日で参拝します。私自身、久しぶりのガイドでしたので、昔の資料を引っ張り出し、改めて勉強をし直しました。そこで今回興味を持った2話題を紹介させていただきます。参考にした本は『七福神の謎 77』(武光 誠著 祥伝社黄金文庫)です。前にも買った本ですが、その存在すら忘れており、改めて買い求めました。じっくり読み直しますと七福神のことがよく分かり、大変参考になりました。

最初は徳川家康と七福神についてです。今年の大河ドラマは「どうする家康」で徳川家康を松本潤さんが演じています。その家康は七福神も信仰していたと同本に書いてありました。それは家康が重用した天海和尚との問答にあります。天海和尚は上野にある寛永寺の開祖で、日光東照宮の建設にもかかわった政僧。家康の精神的支柱になった人物です。この家康が七福神を信仰し、寺社を保護したことから庶民の間に七福神信仰が広まったといわれています。徳川家康が天海和尚に尋ねます。『天爵(生まれながらに備わった徳)は誰もがあたえられるものではない。だから私は信心によって徳を積むことが大切と考えるが、どのように思われるか』。天海和尚答えて曰く、『寿命、有福、人望、清廉、愛敬、威光、大量の徳が身につくように、心をこめて七福神をお祭りください。寿老人を拝んで養生に気を配れば、寿命が得られます・・』。家康はこの七福(徳)が備わるように七福神を信仰しました。具体的には、寿命は寿老人、有徳は大黒天、人望は福禄寿、清廉は恵比寿様、愛敬は弁財天、威光は毘沙門天、大量(度量が広い人物である)は布袋尊です。

それぞれの説明は省略させていただきますが、2つ目の話題として恵比寿尊について。この恵比寿尊は、大阪にある今宮戎神社では戎と表記します。十日戎では「商売繁盛で笹もってこい」という呼び声で知られていますね。そしてこの戎さんは、釣り竿と釣った鯛を抱えている姿が絵になっています。大阪商人はこの戎さんの絵を神棚に飾って毎朝拝んでいると聞きました。どうも「釣して網せず」という言葉にかけているようで、その意味は「網で魚を根こそぎ獲るような商売をしてはならない」ということです。奥が深い商売の極意。今宮戎さんの笹はこの釣り竿を表現しており、大阪商人はこの言葉を商売の「戒(いましめ)」として日々心に刻んでいる訳です。嘘か真か???戎の字に一本「棒(釣り竿)」を加えますと「戒」という字になります。どうでしょうか?

今年一年、欲張らずにほどほどに生きてゆくことに決めました。

写真は鎌倉の本覚寺初夷の様子です。

 

 

 

 

 

 

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