北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

鬼平犯科帳

2016-11-27 22:26:33 | 日記
最近 テレビ画面から時代劇が減ってきている。
真田丸が大健闘しているが 時代劇ファンの私にとっても嬉しい出来事だ。

私が時代劇の中でピカイチで楽しんでいるのが 鬼平犯科帳。

あの吉右衛門の鬼平にぞくぞくするのだ。

目で見事に演じる鬼平に睨まれると 悪いことはしていなくてもゾッとするし
ニコリと笑われるとホッとする。

写真を趣味とする私には 画面の一コマ一コマが素晴らしく スタッフの本気度が伝わるシリーズなのだ。

その辺の写真雑誌を見るより この番組の一コマを見る方が 本当に勉強になった。

ライティングの美しさには 何度もため息が出た。


偵 相模の彦十を演じた江戸家猫八、小房の粂八役の蟹江敬三が亡くなった時には意気消沈し 言葉が出なかった。


その鬼平犯科帳がついにファイナルを迎えるとのこと。

原作者 池波正太郎が他界し、原作が尽きたからだ。


鬼平を愛した私としては 残念で仕方が無いのだが、ファイナルの一コマ 一コマを見つめ 感謝しながら記憶にとどめようと思う。

そうそう、私がいつも感激するシーンはエンディング。

江戸の街に花火が上がり 蕎麦を食べる横を傘をさす人が去って行くシーン。

あの傘 ライティングが素晴らしいので、もし 良ければ エンブィングの最後まで見逃さないで欲しいと願っている。