北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

一年ぶりの再会

2019-01-26 19:44:56 | 日記
一年ぶりに「その日」がやってきた。

まだ風邪が抜けきってはいないけれど、久しぶりに重い一眼を持って家を出た。

ルンバはホッカイロを持って行くように勧めたが、そんなに長時間寒風の中で待つ気ではないので、少しの厚着程度で車に乗った。

車に付いている寒暖計では、外気温はマイナス1℃。
(何だ、温かいじゃん) 道理で車のオイルが硬くないハズだ。



今日は、この冬初めて「SL冬の湿原号」が走る。

撮影場所で迷ったけれど、やっぱり初回の登場シーンは機関区だろう。

跨線橋の上には、名前は知らないけれどお馴染みさんが沢山。その方達と一年ぶりの挨拶を交わして定位置に加わった。



最近は女性カメラマンも増えてきて場が和やかになった。
やっぱりウッフン系が居るのと居ないのとでは雰囲気が違う(笑)



線路が複雑に交差する機関区の奥から、煙を噴き上げて主役が姿を現した。













多分、車体の調子を見るためだろう。ゆっくり、ゆっくりと進む姿に何故か長袴で見栄を張る松方弘樹の遠山の金さんを思い出した。

「おぅおぅおぅ、この桜吹雪が見えねえかぁ」







思わず拍手したくなるその勇姿に、何とか無事にこの一年を過ごせたことを思い、ファインダーの中でSLが滲んだ。