今朝、普段気にしていない予定表を眺めてビックリ。
何も書かれていないことの多い予定表に何と「受診日」の文字。
まぁ予約診療ではないので薬も少し残っているし無理して今日受診する必要は無いのだが、ルンバは「まだ診察時間に合うよ」と私の背中を押す。
でも診察を受けるにも準備が必要だ。
看護師さんと笑顔でオハナシするには、前日からヒゲを念入りに剃り鼻毛を切って歯も気合を入れて磨き、もしものことを考えてジェームスにもリンスして手触りを良くしておかなければ落ち着かない。
それよりも今回の失敗は昨日の昼に豚丼を、夜にトンカツとエビフライにコロッケが入った揚げ物勢揃いの弁当を食べてしまったことだ。
あれは久しぶりに旨かったのだけれど、今 後悔しても手遅れだ。
それで月曜日に受診を変更すると云ったら来週の月曜日は何かの祝日振替で休みなんだって。
だから火曜日まで刑の執行が延びたような気持ちになったのだけれど、でも食っちまった豚を燃焼させるためにウォーキングに出なければならない。
「風が強いよ」と云うルンバの声を聞き流して家を出たのだが数歩でユーターン。風が渦を巻いていて頭の上をジェット機が飛んでいるような音。かなりの強風だ。
今度はウインドブレーカーをガッチリ重ね着し、飛んでしまうかも知れないキャップを被らずに家を出た。
団地の外周に沿って歩き、いつものよつ葉裏からジョグの予定だ。
馴染んでいるキャップを被っていないと云うだけで何か気恥ずかしい。
女性がパンツを穿かずスカートだけで外に出たのと同じ気持ちかも知れない。
だから少し顔を伏せて内股でのウォーキング。
(ダメっ、見ないで。見ちゃ嫌だからね) と髪の薄くなったオッサンは心の中で叫ぶ。
まぁ、私のことなんか誰も気にはしないだろうけれど・・・・・
それはそれで少し寂しいことではある。
だから、少しなら見ても良いよ。