北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

もう行かないと決めたのに

2019-11-02 21:10:35 | 日記
最近、旅番組が多いように思う。
出川哲朗の充電バイクの旅。太川陽介と蛭子のバス旅が代表格だろうか。

旅好きの私としては、もう少し景色を堪能できれば良いのにと思ってしまうのだが、スリスリが道路地図を出してきてルートを確認しながらテレビを楽しんでいる。

車中泊で本州・四国・九州の一部を走ったことがあるので、時々「この辺りは走ったことがある」と偉そうに説明するのだけれど、本心を明かすと大半の記憶は霞みの中だ。

一度走っただけでは、そんなに記憶には残らない。
記憶にあるのは必死に耐えてトイレを探し回ったこと。

旅の途中でのトイレ探しは本当に大変だ。先ずPを探さなければならないしPに車を置いたとしても近くにトイレが無ければ悲惨なことになる。

静岡の辺りで東海道を走っていた時、「もうダメ、もうダメ」と思いながら脂汗を流してハンドルを握り、見つけた大型電機店のトイレに駆け込んだことが静岡の記憶で、「安倍川餅を食べよう」とか「三保の松原で富士山を見よう」なんて予定は全てすっ飛んでしまい、「電機店のトイレ」だけが私にとっての静岡だ。


昨年、もう本州には渡らないと決めたのに今年マイフレのT代さんに誘われホイホイとフェリーに乗って東北へ行った私。



今度こそこれで最後だと自分に言いきかせたのに、地図を見ただけでまた気持ちが落ち着かなくなってきた。

もしかしたら来年の春先、また本州を車で走っているのだろうか?
いやいや、そんなことは無いと自分を戒めている私。