ジッと見つめていると確かに滴がポタッと落ちた。
キッチンの蛇口の上にある方向を変える接続部から漏れているようだ。
昔の蛇口なら自分でパッキンを買ってきて交換できたのだけれど、最近の混合水栓は構造が複雑で元栓を締めたとしても分解できる自信が無い。
アノ方達は私に云えばどうにかなると思っているようで、報告はしたので後は高みの見物。
こんな時は、そうクラシアンだ。テレビでもCMが流れていたから。
早速調べて電話をしようと固定電話の子機を手に取ったら充電不足の表示。
充電器の上にしっかり載せているのに充電不足だなんて・・・・・
まぁとにかくクラシアンに連絡して部品を注文し見積もりで12000円余。
ゲゲゲッと思ったけれど修理してもらわないことにはどうにもならない。
さて今度は電話の子機を載せている充電器の電源をテレビ裏のコンセントから外して別のコンセントにつないでみたら、突然テレビの電波が入らなくなった。
テレビ裏の配線に触れたのが原因かも知れないのだけれど、昔は得意だった機器の配線が今では見るのも嫌。
何しろテレビだけではなくてアンテナコードにブースター、ブルーレイやDVDレコーダーにサラウンドシステム。それに加えて除湿器やエアクリーナーの電源コードまでが こんがらがって絡み合ってホコリの中。
アノ方が大好きなサスペンスの放送時間が迫ってきているし、仕方が無いのでテレビ台を動かして「あーでもない、こーでもない」を繰り返すのだけれど前傾姿勢に腰が悲鳴を上げ、何度か横になって休憩。
「もう どうでも良いや」と半ばヤケクソでコードを適当に挿し込んだら偶然にも、本当に偶然にも 映った。
どのコードを挿したのとアノ方は覗き込むのだけれど「触るんじゃない」と私の強い一言。
もう二度と「あーでもない、こーでもない」はゴメンだから。