机の引き出しを開けたらメモ用紙に「ブルームボールシューズが欲しい」のメモを見つけた。
ブルームボールって競技は数年前にテレビで紹介されたようだが、記憶には欠片も残っていないので調べたところによると、スケートの代わりにシューズを履き、スティックの代わりにホウキを持ってボールを敵のゴールへ入れるアイスホッケーの変形みたいな競技らしい。
アイスホッケーの変形と云えば釧路町で行われる長靴アイスホッケーを見に行ったことを思い出した。
話が逸れたが私の場合ホッケーはどうでもよくて、関心はブルームボールで履くシューズの方で、これが欲しくて「過去の私」はメモを残したのだ。
苫小牧の業者が氷の上でも走ることができる「世界一滑らない靴」と云うのを開発しブルームボールシューズとして販売したところ、品切れ状態で数年待ちの人気と知り、当時の私は諦めてこのメモを残したのだろう。
それを見て、これから雪が降る町に住む住人としては再び手に入れたい欲求が湧き起こった。
検索したら数年待ちのシューズが私の足サイズで「残り1」で見つかりあわてて注文。
その究極の滑らない靴が今日届いた。
問題の靴底はとても柔らかくて沢山の突起が付いていた。
注文する時、「靴底の減りが早い」と但し書きがあったのだけれど、この柔らかさを知ってナルホドと云う気持ちになった。耐久性には乏しいようだがでもワンシーズンは使えるだろう。
昨冬は凍結路面での転倒を恐れてジョギングを諦め、家に閉じこもった結果検査数値が悪化してショックを受けたのだが、この冬は強い味方が出来たと云う事だ。
凍結した氷の道を平気な顔をしてジョギングしている人を見掛けたら多分私(笑)
高かったけれど、滑って転んで骨折して泣くよりは絶対に良い。