北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

忍者みたい

2020-01-25 19:39:13 | 日記
朝食後、そのまま惰眠を貪ろうとしていたのに思い出してしまった。

今日は今季初めて「SL冬の湿原号」が走る日だったと云うことを・・・・・

「SLはもう撮り飽きた」と昨年写真展を開いていたIさんと意見が一致したのにムクッと起き上がった私は一眼カメラのバッテリーを確認した。



何処で撮ろうか・・・・・
一番人気の撮影場所である鉄橋横は、もう満車で入れないだろうなぁ・・・・・




「先ず」今日は遠矢駅で撮ろうかな・・・・・そこで自分の気持ちに驚いた。
今「先ず」って思ったよねと自問自答。
「先ず」って云うことは「次」も考えていると云うこと?
もう飽きたんじゃ無かったの? 自分で自分のことが分からなくなった。


昨年は5人ほどしかいなかった無人駅前には既に沢山の車。まだSL通過まで30分以上あるのにどんどん人が増えてくる。

これはヤバイと慌てて跨線橋を上がって場所を確保。

昨日は雪の中の丹頂なので白色が飛ばないようにと露出補正をしたのだが、今日は真っ黒いSLの顔が黒く潰れないようにと逆の補正をしなければならない。

それで停めてある黒い車にピントを合わせ数枚試し撮りして補正値を決めた。



時間潰しの為周りのオッチャンと和気藹々のおしゃべり。
それが止み真剣な表情に変わった視線の先に、ついに現れた冬の湿原号。



沢山の人が見下ろしているので、見たこともない煙の大サービス。
跨線橋の下を通過した途端、周りの人々が忍者のように消えた。