目覚めた瞬間から、「今日から俺は・・・・・」状態。
色々な書類に書くときは昨日より1歳多い年齢を書かなければならないのだ。
「はぁ・・・・・」とベッドの中でため息をついていたら、ジュニアからLINEでハッピバスディの食べられないケーキのスタンプ。どうやら、これでオメデトウの全てを終わらせようとしているようだ。
つまり待ち焦がれている「諭吉さん」は来ないと云うことだ。
思った以上にジーンと心に響いたのがジュニアの嫁さんから届いた動画。
A子ちゃんが、たどたどしいながらも一生懸命ギターを弾いて唄っている「ハッピィバスディ トゥユー」の歌声が心に染み入る。
たどたどしい分だけ嬉しさが膨れ上がり3回も見てしまった。
と云うことで今朝起きた瞬間から自分のバースデーだと認識しているのだが、家族からは「オメデトウ」の一言も無い。
きっと私のことだから、自分の誕生日のことなんか忘れていると思っているのだ。
だから夕食にサプライズで驚かそうとしている「さり気なさ」を感じる。
珍しいことに、ルンバが私とでは無くスリスリと一緒に買物に行ってくると云いだした。
きっと予約していたバースデーケーキか何かを取りに行くのだろうけれど、サプライズの為に私を枠の外に置きたい様子。
それを感じながら「俺も一緒に行こうか❔」なんて云ってみたら、「ATMに行って支払いするだけだから・・・・・」といいながら焦っている(笑)
ATMにしては時間の掛かりすぎる帰宅。
さりげない会話が飛び交う中トイレへ行く途中、玄関の中を見回したら、隠してある包みを発見。あれはきっとケーキだろう。
何も気付かないフリをしてサプライズは進行。
驚く練習はトイレの中でしておこう。