※全回の続き
タウシュベツ川橋梁だけを見て戻るのはモッタイナイので、車を進めて三国峠まで上がってみることにした。
三国峠は国道273号の峠で、標高は1139m。北海道の国道最高点だ。
遠くから見上げると長い橋が峰と峰とを繋いでいるのがわかる。
車のエンジン音が変わり、私の代わりに頑張っている感じが伝わる。
展望台と休憩所がある頂上部より少し下がった三国峠橋からの眺めの方が有名で、歩道の無い路側帯の上にはカメラマンが沢山。
ターゲットは、緩いカーブを描く松見大橋とそれを囲む原生林だ。
私もその仲間に加わりシャッターを押そうとして考えた。
(橋の上を車が通ってくれた方が絵になりそう)
それでカメラを構えて辛抱の時。
そんな私を見て見ぬふりのルンバ。
(帯広へ戻って豚丼を食べたいのに)と云いたいのを耐えているようだ。