北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

亀仙人

2020-10-28 16:53:44 | 日記
最近、家の前を知らない爺ちゃんが通る。
何処の人なのだろうと思うのだが、ネエチャンでは無いので興味はそれ程無い。

多分、最近ウォーキングを始めたのだろう。
歩く速度が並のスピードよりも かなり速い。

私も歩くのは速い方だが、私以上に速いかも知れない。

それよりも異様なのは、いつも長い棒を持っていること。

身長と同じ程度の長い棒は 端がクネクネしていて、まるでドラゴンボールの亀仙人が持っている杖のようだ。

もし杖ならば突けば良いのに、その長い棒を道路と水平になるように片手で持ちグングン進む。

もしかしたら・・・・・武器? 熊と闘う?
キツネは時々見るけれど熊が出たと云う情報は無い。


寝室を掃除していたら久し振りに、その爺ちゃんの姿を見つけた。

相変わらず長い棒を持ちグイグイ迫ってくる。

私は掃除を停めて亀仙人の姿を目で追っていたが、一度隣家の車庫に遮られ、再び姿を現わした所で不思議なことにストップモーション。

片足を前に出し、杖を持った手を後ろに引いた状態でフリーズ。
まるでVTRを一時停止したかのようだ。

どうしたんだろう。もしかしたら心臓が停止した?
バッテリー切れ?

心配になってジッと見下ろす私。

自分がウォーキング途中で停まるのは必死になってう●●を耐えている時だ。

もしかしたら、亀仙人も今が山?

数秒後、亀仙人は何事も無かったように動き出した。

何だったのだろう。
不思議なものを見た気分。

もしかしたら隣の車庫の前に、何か証拠の品が転がっているかも。
確認に行こうかと思ったけれど、見つけてもねぇ・・・・・興味は無い。

今度は棒を持ったオネエチャンが通らないだろうかと思いながら掃除を続けた。