今日は4ケ月に一度の歯科検診日。
数日前、LINEにきちんと「検診日のお知らせ」が届き、それ以来毎日の歯磨きに一段丁寧さが加わった。
少しでも細く見えるように黒で全身を包み、イザ出陣。
歯科クリニックに近付くと私の前を走っていた車が、次々とクリニックのPへ入っていくので、マジかと焦る。
相変わらず人気があるようで第二Pへ停めるのを覚悟したのだが、一台分の空きを見つけて車を突っ込んだ。
午後の部の受付が始まったのを確認して車を降り、行列の最後尾に並んだ。
検温を受け待合室の椅子に座って数分後に、私担当の歯科衛生士H子さんに名前を呼ばれて検診室の椅子の上。
子供の頃は嫌で嫌で逃げ出したこともある歯医者さんだが、大人になったからか少しもドキドキしない(笑)
しかし今日は違う意味でのドキドキ。
「歯茎の写真を撮ります」と云われて口の中にプラスチックの器具を入れ、左右に唇を思いっきり引っ張って「イー」した状態で一眼カメラの接写撮影。
右側を引っ張りパシャ。左側を引っ張りパシャ。上に引っ張りパシャ。下に引っ張りパシャとシャッターの音が響く度に恥ずかしさでドキドキ。
女性なら判ると思うが婦人科の検査台に乗せられて両脚をパカッと広げたのと似た気持ちだ。
それから一本一本全ての歯茎と歯根を確認し、機械で磨かれて終了。
H子さんから「凄くきれいに磨けていますよ」と褒められてニタニタ。
ただ惜しいことに一ヶ所だけ汚れが少し残っていたらしく鏡を持たされ、その場所を教えられてナルホドと納得。
褒められると伸びるタイプの私は、磨き残し僅か2%の検診結果用紙をもらい、少しでも早く家族に自慢したくてクリニックを出た。