昨日観たバス旅番組は北海道が舞台。
何とニセコから知床まで路線バスだけを乗り継いで辿り着こうとする無謀なプランだ。
太川陽介と蛭子能収で一時ブームになった番組の続編的なもの。
番組への興味は薄れたのだけれど、北海道だからねぇ。
バスが繫がらずに暗い中徒歩で3時間頑張って歩き樹海峠を越えたのには驚いたが、最も興味を覚えたのが陸別町でバス待ちの時に乗って遊んでいたトロッコ。
それに乗ってみたくて嫌がるルンバを乗せて車を走らせた。
日本一寒いと云われる目的地の陸別町へ行った記憶は無いがナビ様のお導きにより、無事に到着。
ここは国鉄民営化の後、第三セクターの「ふるさと銀河線」が走っていたのだが、それも廃線になりポツンと取り残されたような感じになったが、かつての駅と残った線路を利用して本物の車両を使い運転体験や乗車体験もできる道の駅として生まれ変わらせたようだ。
運転に興味はあるけれど、何しろ300円でトロッコに乗れるのだからと嫌がるルンバを説得し、古い跨線橋を渡って4番ホームへ行くと迎えてくれたオッチャンは凄く優しくて、ルンバもその気になってシートへ跨がった。
自転車のようにペダルを踏むと敷かれた線路の上に載せられたトロッコが動くのだが、「嫌だ、乗りたくない」と云っていたルンバがグイグイとペダルを踏むので私の本気度は80%程度で時々ズル休み。
少しでも傾斜があるとペダルがかなり重くなり300m程のトロッコ遊びはけっこう疲れて4分程で一周したのだが、下りようとすると「もう一周廻っておいで」と笑顔のオッチャン。
「いやいや、けっこう疲れたし・・・・・」と云った私の横で「ホントに良いんですか?」と笑顔のルンバ。
どうやら かなり楽しかったようで私はもう一周付き合わされることになってしまった。