知床観光船へは一度だけ乗ったことがある。
岬の先までは行かず、半島の中ほどで引き返すコースだった。
それでも2時間近くかかったかと思うが、知床は観光船に乗らなければ観光したことにならないと思える程の人気だ。
船からは半島の山々や名も知らない滝が次々と見え観光気分満点。
熊を見た記憶はないけれど、知床は北海道で一番ヒグマの生息数が多い場所。
記憶が無いだけで、きっと見たのだろう。
遊覧船は周回では無く、同じルートを戻ることになるので復路はヒマだった。
今回事故が起きた観光船は岬の先端まで行くコースだったらしい。
新コロナで観光船を出すこともままならず焦っていた所で、やっとマンボウが解除され、波が高いにも関わらず無理したのだろうか。
昨日は車に乗っていても揺れるほどの強風だった。私の街と知床は離れているけれど波が穏やかだったとは思えない。
懸命の捜索で何人かが発見されたらしいけれど、少しでも多くの方が無事であればと願っている。(写真は2012年に撮った観光船が出ている港ウトロの町)