確か7回目になる新コロナワクチン接種予約日｡
今回で無料接種は最後らしいので､無料ならばと予約したのだが､やっと予約できたのが3回目に接種したのと同じ病院｡
Pが6台程しか停められないのを思い出して早めに出掛けた｡
一回でも行ったことがあるので､何となく手順が分かっている｡
受付を済ませて番号札をもらい､均等に離して置かれている番号のシートに座り後は接種開始の時間待ちだ｡
あと5分ほどで開始と云う時間になった時､隣のシートに座っていたルンバがソーシャルディスタンスを無視して私に近寄り｢トイレ｣と云って席を離れた｡
なかなか戻ってこないルンバにもう呼ばれるんじゃないかと私がソワソワ｡
やっとトイレのドアが開き､また寄ってきて私に耳打ちし｢大｣と報告｡
そんなもの時間から想像できるからイチイチ報告しなくても分かると､小さな夫婦喧嘩｡
デジタルの時代らしく､正確に秒までピッと合った途端､診察室のドアが開き番号順に一人ずつ問診が始まり､その後診察室隣の部屋へ導かれて接種開始｡
番号順でルンバが先に接種｡それをドキドキしながら見る私｡
｢本当に注射が苦手なので､できるだけ優しくお願いします｣と云った私の腕にも容赦の無いズブリ(ギャッ)｡
後は元のシートに戻って様子見の時間待ち｡
私のタイマーが鳴って｢異常は無いですか？｣と訊く看護さんへ｢走って帰れます｣なんてアホな返事をし､同じ問答を繰り返し､そろそろ飽きてきているであろう看護師さんが少しだけ笑顔になった。