北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

そこじゃない

2019-11-17 20:01:22 | 日記
少し風が強いけれど、3日ほど外へ出なかったので頑張ってウォーキングをすることにした。
北海道の西半分は猛吹雪だそうで、そのおすそ分けの風だけが吹いている。

札幌の方から峠越えをしてきたトラックは雪の衣をガチガチにまとい、路面に全く雪の無い街を不思議そうに走り抜けて行った。

雌阿寒岳がいつもより大きく見えるのは風で空気中の色々なものが吹き飛ばされているからだろうか。

こんな日は雲も流されて夕陽を綺麗に見せてくれるかもしれない。



それでウォーキングを適当に切り上げて一眼カメラ持参で港へ車を走らせた。



風に煽られながら夕焼けに染まってき始めた街を撮りながら夕陽の方向を確かめたら、何と海に沈まず街の建物の奥に消えそうな気配。



「おぃおぃ、沈む位置が違うだろう」と思ったのだが太陽が私の云う事を聞いてくれるはずもなく、鼻水を垂らしながら車へ戻った。

格闘

2019-11-15 19:44:19 | 日記
突然目の前に拳銃が突き出た。

私の前にいる人が拳銃を握っているヤツと戦っているのだ。
その手を捻りあげたので偶然私の目の前に拳銃が現われたと云う事だ。

幸いにも銃口が横を向いているので、それを取り上げればヤツも諦めるに違いない。

無我夢中で私は右手を思いっきり伸ばして何とか拳銃を握った。あとは暴発しないように注意して奪えば良いのだ。

と、思ったところでこれが現実ではないのではと自分に問いかけた。

薄目を開けると、ソファーで昼寝していた私が右手を必死になって伸ばしていた。

それを少し離れた所から (また やっている) と冷ややかに眺めているスリスリ。

私は伸ばした手をさりげなく下し、毛布を引き上げながら目を開けた。

スリスリは「お父さん、今 思いっきり手を伸ばしていたよ」と余計な報告。

「分かっとるわい、悪いヤツの拳銃を奪おうと戦っていたんだから」
「ふーん、そうなの」と関心の無いスリスリ。



今日は北海道の西半分、日本海側が猛吹雪らしい。
こちらは強風のおすそ分けがある程度で晴れている。

でも寒いことは寒いし体調が良くないので もう一眠りしよう。
それに、まだヤツを倒していないし。

一足早い クリスマス

2019-11-12 20:47:14 | 日記
今夜は多分眠られない。
夜、音楽を聴くと脳が興奮するようだ。

それなのに音楽に合わせて大声で唄ってしまった。
だから頭の奥で曲が渦を巻いている。

耳鳴りは馴れてしまって気にならなくなってきたのだけれど、寝ながら曲が渦を巻くと入眠剤も効果が失せる。

どうしたらヨカンベ。
こうなったら一晩中大声で歌おうか。
クリスマスみたいに・・・・・



♪♪ Remember なんて美しい白夜全てが・・・・・(by 岩崎宏美)

爽やかな笑顔

2019-11-11 20:00:06 | ウォーキング
家々の花壇から色が消えた。
シャクナゲの葉は力を失い、何とか意地を張っているのはススキ。

忙しそうに動き回っていたアリは路面から姿を隠し、蜂も蚊も蜘蛛も何処かへいなくなった。
ウルサイ程飛び回っていた雪虫は寿命を終えたのだろうか。

外気温は何とかプラス。
迷っていたのだけれど雨の予報が出たので降る前に頑張ろうとウォーキングシューズを履いて外へ出た。

西の空から黒い雲が重なり合って近付いてきている。

こんな寒空の下でも頑張っている人は頑張っている。

スタイルの良いオネエサマは背筋を伸ばして颯爽と駆けているし、真新しいスポーツウェアに包まれた爺ちゃんは大きく手を振って歩いている。

私はオネエサマの方を追いかけようなんて不埒な思いは全く無くて、清い心のまま自分のペースでいつもの交差点からジョギング。

出発前に見事な一本モノが出たので余計な心配が一つ減り気持ちも穏やかだ。

オネエサマが何処かでユーターンしたのか近づいて来る。
私は背筋を伸ばし歩幅を少し広げた。

首を少し傾けて軽く挨拶をすると、二つの爽やかな笑顔が交差した。

過去の私

2019-11-10 21:34:53 | 日記
机の引き出しを開けたらメモ用紙に「ブルームボールシューズが欲しい」のメモを見つけた。

ブルームボールって競技は数年前にテレビで紹介されたようだが、記憶には欠片も残っていないので調べたところによると、スケートの代わりにシューズを履き、スティックの代わりにホウキを持ってボールを敵のゴールへ入れるアイスホッケーの変形みたいな競技らしい。

アイスホッケーの変形と云えば釧路町で行われる長靴アイスホッケーを見に行ったことを思い出した。

話が逸れたが私の場合ホッケーはどうでもよくて、関心はブルームボールで履くシューズの方で、これが欲しくて「過去の私」はメモを残したのだ。

苫小牧の業者が氷の上でも走ることができる「世界一滑らない靴」と云うのを開発しブルームボールシューズとして販売したところ、品切れ状態で数年待ちの人気と知り、当時の私は諦めてこのメモを残したのだろう。

それを見て、これから雪が降る町に住む住人としては再び手に入れたい欲求が湧き起こった。

検索したら数年待ちのシューズが私の足サイズで「残り1」で見つかりあわてて注文。

その究極の滑らない靴が今日届いた。
問題の靴底はとても柔らかくて沢山の突起が付いていた。



注文する時、「靴底の減りが早い」と但し書きがあったのだけれど、この柔らかさを知ってナルホドと云う気持ちになった。耐久性には乏しいようだがでもワンシーズンは使えるだろう。

昨冬は凍結路面での転倒を恐れてジョギングを諦め、家に閉じこもった結果検査数値が悪化してショックを受けたのだが、この冬は強い味方が出来たと云う事だ。

凍結した氷の道を平気な顔をしてジョギングしている人を見掛けたら多分私(笑)

高かったけれど、滑って転んで骨折して泣くよりは絶対に良い。