北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

アッシー君の 東北海道観光 9 霧多布(きりたっぷ)

2024-04-23 13:49:25 | 旅行

琵琶瀬展望台から一気に道を下り、霧多布湿原へ到着。
6月にはエゾカンゾウやワタスゲが満開になる湿原だがまだ一面の草原。

広さだけを味わった。

道路の反対側にある嶮暮帰島(けんぼっき)は、あのムツゴロウさんが最初に動物王国を作ろうとした場所。

しかし一年少しで撤収し、島から近くの陸地に場所を移したのは、あまりの寒さに負けたから(彼は認めていないけれど)
島の周りを寒流が囲んでいるのだから馬も牛も「何とかしてくれ」と悲鳴を上げたことだろう。

橋を渡って霧多布の市街地へ入った。
チリ地震の津波で一時ほぼ壊滅した町は、あのルパン三世の作者、モンキーパンチの故郷だ。

あまりアニメに興味が無さそうなのでスルーし、行ったのは霧多布岬。
数十年前にシンボルであった巨大なローソク岩は崩れて無いが先端に立っている霧多布灯台もロケ地だ。

タイトルは確かハナミズキ。
一度は離れた二人が偶然にも再会し抱き合ってキスしたラストシーンに使われた場所だ。

前回書いた釧路川河畔のサスペンスに使われたロケ地のように、抱き合って熱いキスする演技をしようかと思ったが、あの時のK子さんの冷たい視線を思い出し、何とか演技を思い留まった。

アッシー君の東北海道観光巡り8 琵琶瀬

2024-04-22 17:49:56 | 旅行
街の南は海なので東か西に行くしか無い。
と云うことで、今日は東へ行くことにした。目指すは根室だ。

しかし根室へ直行するのは楽しくない。国道を通らず少し距離は長くなるけれど海沿いへの道を行くことにした。

海沿いの道とは云っても海はそんなに見えない。でもこの道を選んだのはクイズを出すためだ。

何しろ難読地名の宝庫。これを読める人は市民でもそう多くは無い。
車を走らせながら路肩に地名が書いた標識が出てくる度に「何と読む?」を繰り返すのが楽しい。

しかしだ、最近の標識には何とフリガナを付けてあるのだから面白くない。
余計なことをしたものだと少しイラッ。

だからここにフリガナ無しで地名を書くのだけれど回答はしない。
だってイライラして欲しいから(笑)

賤夫向、分遣瀬、又飯時、宿徳内、仙鳳趾、知方学、末広、散布、来止臥、十町瀬

どこも急坂を下りると漁師の道具を置く番屋や昆布干し場がある程度の場所だ。

私が彼女に見せたかったのは琵琶瀬展望台からの霧多布湿原の景色。

ここを偶然訪れた時、自分自身が「おおっ」と思った場所だ。

モチロン観光コースからは外れている。

素敵な景色が見たいと云っていたK子さんは「おおっ」と思ってくれただろうか

アッシー君の東北海道観光巡り 7 釧路湿原(細岡展望台)

2024-04-21 18:42:49 | 旅行

※ 多和平の続き

写真を整理していて、往路で行った釧路湿原の写真が抜けていたのを発見(笑)

と云うことで順番が前後するが釧路湿原の東側にある細岡展望台を紹介。

眼下には蛇行する釧路川が見え、川下りを楽しむカヌーが見えることがある。
右手遠くには阿寒岳が、左手には釧路市街が遠望できる。

この広大な釧路湿原には東京の山手線エリアがスポッと収まると聞いた。

展望台近くの階段を下りると観光時期だけ使われる釧路湿原駅があり、ロケ地として使われることがある。

ここの駅員が線路を横断して湿原の中へ入っていく人を見たと云うのが、内田康夫の書いた「釧路湿原殺人事件」の序章だった。

そして近くには知らずに通り過ぎてしまうもう一つのロケ地がある。
サスペンスドラマでは崖の代わりに犯人が追い詰められる場所として、そしてCMにも使われたりする場所なのだが、K子さんは、あまりロケ地と云う言葉に興味は無さそう。

川を背に「私は殺していません」と突然始まった私の迷演技に唖然とし軽く笑っただけ
(クソッ)
 

アッシー君の東北海道観光巡り6 多和平(たわだいら)

2024-04-20 12:36:28 | 旅行

※ 美幌峠の続き

美幌峠から帰路に着くことにした。

先ずオッパイ星人の聖地と思っている道の駅 摩周温泉でオチッコタイム。
何故、オッパイ星人の聖地かと云うと、売店に「おっぱい」の商品が並んでいるからだ。
「牛の おっぱいミルク」 とか「牛のおっぱいミルクジャム」等
「おっぱい」の字だけが強調されているので、どうしても手に取ってしまいそうになる。
そして見つけるのが隠れているように書かれている「牛の」の文字。

(牛のおっぱい?・・・・・牛乳じゃねぇか) 
危うく買いそうになった自分に苦笑いしたことを思い出す。

さて、寄り道するのは往路で寄ろうと思っていた多和平。
会話に夢中でスルーしてしまったことので、何か落ち着かないから。

今度こそ間違わないようにとナビに行先設定して目指した多和平。

標高200m弱の丘だが、地平線が見えることをウリにしている。

展望台からは、行ってきたばかりの摩周岳やK子さんが是非行きたいと云っている阿寒の山々まで見える。

広大な風景を楽しめる場所だが、普通の観光コースから外れているため、広い無料駐車場があるのにツアーバスは滅多に来ないし訪れる旅行者も少ない。

私たちが行ったときには誰もいなくて土産物店もまだ閉まっていた。

1日1万歩を歩くと云う元気いっぱいのK子さんを追うように、私はシュッシュッポッポとSLのように気体を出しながら長い坂道を上がった。

アッシー君の東北海道観光巡り5 美幌峠

2024-04-19 18:35:27 | 旅行
※ 屈斜路湖の続き

屈斜路湖畔の砂湯で揚げイモを食べた後、少し遠いが美幌峠へ行くことにした。

知っている方は知っているが、北海道は広い。九州の2倍、四国の4倍の広さがある。
従って何処へ行くにも距離がある。砂湯から美幌峠へ行くにも27キロ程頑張らねばならない。
行ったら戻らなければならないので、それを考えるとかなり大変だ。

「でも行くと決めたから行くのだ」と自分に気合を入れた。

数10年前、岐阜の同級生から夜半に「今、札幌のススキノに来ているんや。顔見たいから今から来んか?」と電話が来たことがある。

まるで隣駅から隣駅へ電車で行けるような気やすいお誘いに苦笑いして断った。

とにかく美幌峠を目指してアクセルを踏んだ。

何年か前に転倒したバイクを見たことのある急カーブを曲がり、無事に道の駅がある峠に到着。

リニューアルされた道の駅をチラ見して横の石段をヒーヒー云いながら上がり
、もうこれが見納めになるかも知れないと思いながら眼下に広がる雄大な屈斜路湖を眺めた。