例年、2月の終わりになると、大分市内のデパートで、「竹工芸課終了作品展」が、催される。
私も後継者育成事業で、数人の生徒を教えたりしている関係で、直接知り合いになっている生徒が居る。学校では、前半の半年間で、基礎的な技術の習得、後半になると、応用実習が多くなり、それぞれの生徒が一品物を作ったりする。
このデパートでの作品展では、課題科目の作品や一品物の作品も、展示即売されている。市価の十分の一くらいの価格で売りに出されるので、あっという間に売切れてしまう。
生徒たちも、お揃いの黄色いジャンパーを着て、説明やら販売にあたっている。
この展示即売会を通じて、生徒たちは初めて、お客様と直接接する事が出来る。
今までは、学校で技術の習得だけを主に、販売するという事には、まったくタッチしていない。
人は、無料で貰うものなら、文句は言わないが、一円でもお金を払うとなると、まったく違った目線?価値観で作品を見る。
「自分の作品を、お客様がどんな評価で見ているのか?」
「手に取ってはくれるのだが、買ってはくれない、如何してだろう?」
「どんな所を、お客様は見ているのだろう?」などなど、
直接、お客様の声を聞くには、良い機会ですな。
ヒゴ取りの実演をしたり、作品説明をしたり、学校のプログラムも、もっともっとお客様と接する機会が、多くなるといいのですが・・・
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