高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

そば名人に挑戦!

2014年02月04日 08時24分35秒 | ブログ

豊後高田市で、思わず知らず、蕎麦打ちを体験することに為ってしまった。

Cimg8464_3 先ず、道具の説明、

のし台の上に、こね鉢。
左にあるのが、麺棒とブラシ、後ろのテーブルにまな板とそば包丁。

この、のし台の上は、常に綺麗に、綺麗にしておかなければ為らない!

では、蕎麦打ち体験の始まり、始まり。

Cimg8469 そば粉560g、小麦粉140gの合計700gを、篩いに掛けて、こね鉢に入れます。
今回は、二八そばと云って、八割のそば粉と、二割の小麦粉をつなぎに使って作ります。

小麦粉と、そば粉を充分かき混ぜて、350gのお水をかけ、揉み解して行きます。
この時、こね鉢に水を掛けない事!ここが肝心だそうです。

10本の指を開いて、かき混ぜるというよりは、切り混ぜる?という感じでしょうか?
充分になじませて、こね上げて行きます。
最後に水分調整をして、だんご状の塊を作ります。

Snapcrab_noname_201423_55810_no00_2 今度は、手で押し広げ、丸く丸く広げて行きます。30センチほどの大きさに、のしてから、今度は麺棒で広げて行くのですが、これが、なかなか上手く均一に広がって行かないのです。どうしても、形が歪になったり、厚い薄いが出来てしまいます。

Snapcrab_noname_201423_5594_no00 この麺棒で広げて行きますが、少しずつ、均一に!
これが、初心者には難しいのです。

一つだけ解った事がありました。
麺棒を回す時、猫の様な手にするのですが、上に押し上げるときは、手は中に、中に力を入れて行く、下に広げるときは、外向きに、外向きに力を分散させて、広げて行くと、上手く行ったような気がします。

隣のテーブルでは、妻の悦子が「お宅は上手やは~、絶対蕎麦打ち、勉強したら良いわ~」と、褒められて居ります。

80センチ角の大きさまで広げたら、今度は、タタミ上げ、そば包丁で切って行きます。

Snapcrab_noname_201423_55951_no00
そば包丁を持つのも、初めての経験です。
思っていたのより、細く切らなければ為りません。
手本を見ていると、簡単に出来そうですが、遣ってみると、左の「こま板」が少しずつ歪んで、斜めになって行くのです。
頭の中で、真っ直ぐに為るように、調整するのですが、なかなか上手く行きませんな!

そして、最後に自分の打った蕎麦を茹でてもらい、食べさせて頂きました。

まいう~~~~~。

これは、少し癖に為りそうです。

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