無事に、船橋の催事も終わり、翌朝7時には、ホテルを出て、8時13分発の、新幹線のぞみ号に乗り込んだ。
この時間帯の新幹線は、満席状態である。
いつもの様に、禁煙車の通路側の指定席を取っている。
隣りの席に、肥った、態度のデカいオッサンが、乗って来た!
「如何して、若くて可愛い女性の方が乗ってこないのか!」と、神を呪った。
気の小さな私は、身体を小さくして、通路にはみ出す様に、このオッサンと身体がくっつかない様に気を使っていた。
「この世には、神も仏も無いのか!」
ところが、やはり神様は存在するのですな。
新横浜で、私の隣の席のオッサンと同じ座席チケットを持った綺麗な女性が現れたのだ!
やり取りを聞いていると、
どうも、隣りのオッサンが、もう1本後の新幹線なのに、間違えて乗ってしまった様だ! 万歳!
慌てて席を立つオッサン。 万歳!
新幹線はもう、新横浜を出た後だ、次は名古屋まで止まらない! 可哀相なオッサンや〜!
私は込み上げてくる笑いを、必死で堪えて、何事も無かった様な顔をしている。なんて、優しいのだろう。σ(^_^;)