高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

困った事

2014年08月19日 08時32分23秒 | インポート

最近、一番困っていることは、宅急便のサイズです。

私の所では、催事会場に品物を送る時に、大きなサイズの箱を使っています。

一般的には、「椎茸箱」と云われている物ですが、80㎝×40㎝×高さ60㎝の大きな箱です。3辺の長さを+と180㎝になります。

竹篭は、軽いのですが嵩張るので、この様な大きな箱でないと、本当に、空気を送っているような無駄な箱になってしまいます。

180㎝というと、宅急便のサイズでは無いので、(160サイズまでが、宅急便で送れるサイズです。)工房から発送するときは、今までの取引関係もあり、大目に見て貰い宅急便として発送しています。

ところが、この4月から、催事場からの返送品となると、催事会場の配達業者との関係性が無いため、規格通りの扱いになり、宅急便で引き取ってくれなくなったのです。

その背景には、日本の経済的な問題や、構造的な変化が関わって来ているようです。

インターネット販売が物凄い勢いで増え、小型荷物の流通が飛躍的に伸びて居る事、私どもでも、アマゾンなどで買い物をする時が非常に増えました。

地域のお店では扱っていない物、値段も格段に安く入る物などが、注文して翌日には、送料無料で配達されます。便利ですから、よく注文します。

Photo 以前は、宅配便業者どおしの競争もあり、ある程度まとまった荷物が見込める事業者での注文を取るため、安くしてもらったり、無理を聞いてくれたものです。

しかし、個人の小さな荷物の流通量が増えたため、大きな荷物を安い値段で運ぶこと自体、非常に負担になって来ているのです。

ガソリンの値段が上がっているため、コスト自体も上がってきています。

また、人件費の負担を抑える為、物流センターを機械が仕分けするようになってきました。機会が判断するには、判断基準が明確になっていないといけません。1㎝でもサイズをオーバーすると、弾かれたり、人間が判断すると、曖昧に出来た事が出来なくなってしまったのです。

私の所でも、160㎝の箱を購入して、竹篭を詰めてみました。これまで、180㎝の箱なら、竹バッグが12個入ったのですが、何と、6個しか入りません。

たった、20㎝小さくなっただけで、中に入れることが出来る箱が半分になったのです。

あ~~~~~、本当に困っています!

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