本日が、今回の後継者育成事業の山場である。
昨日、底編みした生地を、電気コテで熱を加えて立ち上げて行く、起き上がった編地を、組み合わせることで、平面だった編地が、立体的な物に変わってくる。
このコテの熱さ加減や、力の入れ具合が難しく、熱し過ぎてヒゴを焼き切ってしまったり、反対に熱し方が足らないと、ヒゴを弾いてしまったりする。
ちょっと長い、2分ほどの動画ですが、私の起こすところを生徒に撮って貰いました。
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YouTube: 2011 後継者育成事業#1
コテで起こした所を組み合わせて行くところ、
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YouTube: 2011 後継者育成事業#2
午前中に、縁の高さまで編み上げてしまい、午後からは、縁の仮止めに入りたかったのだが、なかなか思うようには進まない。
お昼の食事時間も15分ほどに短縮、12時20分には作業再開、
14時から、縁の仮止め作業に入るが、私の頭の中では、絶えず、時間と作業の進み具合が交差する。
「今日中に、仮止めまで終わらせれば、予定通りだ。」
「しかし、この縁の仮止めに時間を掛けて、指導しない事には、良い物は出来ない!」と、
高温のドライヤーを使って、縁の火曲げをするのだが、
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YouTube: 2011 後継者育成事業#3
これが、見るのと行うのでは大違いなのだ。
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YouTube: 2011 後継者育成事業#9
結局、全員が仮止めをすると云う所までは、進み切れなかった。一応、仮止めの説明はしているが、宿題として任せるのは、無理がある。
そこで急遽、補修事業を一日余分にすることにした。本来は、6日間が本来の授業日数だが、7日間に延長した。
これは、今回の生徒が遅いわけでは無い。染色作業が増えているのと、8人と云う人数のせいである。
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