高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

日本橋三越 1

2010年07月01日 08時29分41秒 | 出張

6月30日から7月5日まで、日本橋三越での「日本の職人 匠の技展」が開催された。今回は、一昨年と同じ時期に会期も戻り、隣の会場ではお中元セールのピーク時に入っている。

この職人展には、三越本店を上げて、力を注いでいる。初日の朝礼でも、本店長自らが挨拶をしてくれるのが、その気持ちの表れであろう。催事場の入り口には、
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こんな大きな掲示板が作られ、出店業者70人が一目で判る様になっている。

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看板を拡大すると、こんな感じで、丁度、私の上に大川さんも載っている。

今回の催事で、出展業者が幾分入れ替わっているが、一番、大きく変わったのが、三越の担当者である。今までの売り場担当であった、名物男の金子さんは、定年を向かえて、今度は若い「渡辺君」にバトンタッチである。もちろん、金子さんも立場上の責任者から降りてはいるが、これほどの才能を埋もれさせて置く手は無い、と云うことで、全体のフォローで入っている。

Photo みんなから「なべちゃん」「なべちゃん」と親しまれている渡辺君。「金子さんの後を継ぐのは彼しか居ない!」と思われていた。
初めての朝礼でも、良く通る声で、マイクは使わずに一生懸命話している。彼を見ていると、全然気負った所が無い。失敗をしても、素直に「ゴメンなさい!」と頭を下げると、思わず周りの人が笑い出してしまうような感じだ。自分の有りのままの姿で話している。

人懐こい風貌と話し方は、みんなから好感を持たれ、親しまれている。知らないうちに、彼のペースに巻き込まれていってしまっているいるのだ。

みんなで、彼を盛りたてていかなくてはね!

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